Onei の 3 ルーン次元をまたぐ猫の誘拐 攻略記 - FeSu^ゴザーグ/ジーヴァ Onei's 3-rune Interdimensional Feline Kidnapping Walkthrough - FeSu^Gozag/Jiyva
英語版 CrawlWiki の記事「Onei's 3-rune Interdimensional Feline Kidnapping Walkthrough - FeSu^Gozag/Jiyva」(0.30 向け、2024-09-01 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.30 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
0.31 以降で遊んでいる? それなら新しく書き直したこちらのガイドをどうぞ: Onei の肉球で歩む不死への道 攻略記 - FeSu^キクバークッグァ/ジーヴァ
ご存じだろうか。DCSS における死の 100% は、ダメージを受けたことが原因である。よくある近接戦の脳筋ビルドは一見効率がよさそうだが、致命的な欠陥を抱えている。敵に殴らせてしまうのだ。敵が爪や棍棒や矢や現実を引き裂く魔法をあなたのデリケートな肌に浴びせるたびに、あなたは迷宮の死因第一位にさらされている。そこで代案を出そう。深層への旅の痛みは 50% 減、寂しさは 100% 減、そして何より大事なことに、もふもふ度は 300% 増しだ。
フェリッドの召喚術師(ゴザーグを信仰し、のちにジーヴァへ乗り換えるかもしれない)である。
猫はすこぶる評判が悪い。いわく「チャレンジ用の種族」、いわく「最適なプレイを強いられる苦行」、果ては「二度とやりたくない、楽しくない体験」。断言しよう、これはすべて根も葉もない犬側のプロパガンダだ。このガイドを読み進めるうちに、あなたも真の主たる猫の前にひれ伏すことを覚えてくれればと思う。猫であるあなたは、麻痺を笑い飛ばし(高い意志力のおかげ)、透明な敵を笑い飛ばし(生まれつきの霊視のおかげ)、機会攻撃と近接戦の敵を笑い飛ばし(足の速さのおかげ)、ときには死すら笑い飛ばせる。その代償は大きい。HP はゲーム中で最低、使えるアイテムも消耗品と発動アイテムと装身具だけだ。ありがたいことに、劣った人型の連中が頼りにするがらくたは一切いらない。汚れ仕事はほとんど、哀れなほど従順な手下どもに任せるのだから。
このガイドは DCSS のバージョン 0.28、0.29、0.30 向けに書いた。0.27 以前で試してはいけない。あなたの運命はあっという間に、それはもうとても悲しい形で決まる。想定している読者は、すでに一度は勝ったことがあり、脳筋か魔法使いかという定番の二択から少し外れたビルドを試したい人、あるいはフェリッドでの初勝利を狙う人である。とはいえ、まだ生まれて一度も勝ったことがない人が挑んでも、何の問題もない! 私自身、生まれて初めての勝利はフェリッドで手にした。この種族を遊ぶうちに身につく慎重さと集中力はどんなキャラクターでも役に立ち、プレイヤーとしての成長を助けてくれると思っている。
目次
- 1 旅の支度(お好みで)
- 2 苦悶の幕開け(経験レベル1)
- 3 次元をまたぐ戦術入門
- 4 悪魔的な強化(経験レベル2)
- 5 犬の下僕 対 次元警察(経験レベル3)
- 6 爆発的焼却の繊細な技(経験レベル4)
- 7 アナルコ・キャピタリズムならぬアナルコ・キャットピタリズム(神選び)
- 8 殺しと電気工学(経験レベル6〜獣の棲み処)
- 9 次元をまたぐ採用面接(あるいは呪文の枠の使い道)
- 10 娯楽のための変異的自己改造(あるいは AC 1 桁症候群の治し方)
- 11 動物園の社員見学ツアー(獣の棲み処)
- 12 株式会社触手大暴れ(上級の呪文)
- 13 豚人間と銑鉄(オークの坑道)
- 14 命取りの景色(S 分岐)
- 15 ナイフ耳の連中と宙に浮くナイフ(エルフの大広間)
- 16 鋼の打ち鳴らす音(宝物庫)
- 17 経済改革(ジーヴァ)
- 18 地下のゾンビ麻薬窟(地下墓地)
- 19 吹雪と硫黄(深層)
- 20 最後の錠前(3 つ目のルーン)
- 21 史上最悪のディスコ(ゾットの領域)
- 22 次元をまたぐ特殊部隊(オーブを持っての脱出)
旅の支度(お好みで)
快適さを気にするなら、rc ファイルの編集をおすすめする(オンラインなら「Play trunk/Play (current version)」ボタンのすぐ隣のボタン、オフラインなら settings フォルダ > init.txt)。いちばん下に、それぞれ改行して次の行を足そう(とはいえ完全にお好みだ。確認のプロンプトが毎回出ても気にならないなら、次の章へ進んでかまわない)。
default_manual_training = true show_more = false fail_severity_to_confirm = 0 fail_severity_to_quiver = 5 tile_player_tile = tile:felid_3
上から順に、次のような効果がある。
1. まったく役に立たないうえに危険な自動訓練の機能を止める。
2. 味方 99 体と敵が画面いっぱいで戦っている間、5 秒ごとに「Enter」を押さずに済むようにする。
3. 危険な呪文を確認なしで唱えられるようにする。
4. 危険な呪文を確認なしでセットできるようにする。
5. 分別のある諸君へ。ひどく不細工な黄色い標準のフェリッドの見た目(壊滅的にセンスがなければかわいく見えるのかもしれない)を、客観的に見て上位互換である黒猫に変える。艶やかな黒い毛並みからあふれ出る自信のおかげで、こっそり意志力にボーナスがつく(科学的な検証はしていない)。黒い毛並みと黒い床でコントラストが足りず見づらい人は、tile:felid_6 か mons:natasha でもかまわない。オフラインなら、ゲーム中に「-」を押して左右の矢印キーで見た目を切り替えることもできる。
3 と 4 には異論もあるだろう。理由は単純で、呪文の「危険度」は最大 HP をもとに決まる。フェリッドは最大 HP がゲーム中で最低なので、実際にはとても安全な犬族のしもべの召喚でさえ「驚くほど危険」と表示され、本当は安全で、むしろ先へ進むのに欠かせない呪文なのに、毎回「本当によろしいですか????」と聞いてくるのだ。
苦悶の幕開け(経験レベル1)
題から察しがつくとおり、種族はフェリッドを選ぶ(「上級者向け」という難易度表示は無視しよう。真の力から目をそらさせるための策略にすぎない)。職業は、ゲームがありがたくも勧めてくれるとおり召喚術師だ。
ゲームを始めると、手元にあるのは次のものだ。
- 哀れな 7 点の HP。クワッカの二発で沈む量だ。
- アイテム(ちっぽけな慰めの魔法カクテルを除く)も武器も防具も一切なし。装備欄は 3 つだけで、それも装身具専用。フェリッドの文化では後ろ足に指輪をはめることは禁じられている。かつて(今は当然ながら八つ裂きにされた)飼い主に檻で飼われていた日々を象徴するからだ。
- 底知れぬ異界の深淵からもふもふの小動物を呼び出すという、情けない能力。
- 狂ったスキル訓練の初期配分。「m」を押そう。このガイドの最初で説明したとおりに rc ファイルを設定していないなら、訓練を「手動」モードにする(「/」を押す)。そのうえで、呪文詠唱と召喚術以外のスキルをすべてオフにする。
はっきり言って、どれもこれもゴミである。いい知らせは、経験レベル1と2さえ越えれば、あとは猫による至高の支配を阻むものはないということだ。次のホブゴブリンの宴でごちそうにならないよう、以下の助言を参考にしてほしい。
- 「取るに足らない生き物」、つまりコウモリ、ネズミ、巨大エリマキトカゲ、ニシキヘビ以外の相手には、できるだけ近接攻撃の届く位置に入らないこと。ニシキヘビの場合、「締めつけ」状態にされたら、戦い続けずに、状態が解けるまで退こう。MP 切れで追い詰められて戦うしかないなら戦えばいいが、たぶんそこで終わりだと覚悟しておくこと。位置を整えるために敵の間合いに一歩入るのは構わないが、迷宮:1 の住人のほとんどはあなたを二発で倒せることを忘れないように。
- 戦闘のたびに小動物の召喚を 2 回唱える(「p」を押す)。コウモリはほとんど役立たず、ネズミは並、クワッカはまあまあ使える。次元の彼方の存在しない帽子から後ろの 2 種のどちらかを引っぱり出せたら、いちばん近い敵のところへ行って毛むくじゃらの頭をかち割られてくるよう指示してもいい。「t」で従者への命令メニューを出し、「a」を押して、愛らしい小動物に千回かじられる刑に処したい敵を選べばいい。もふもふの友がコボルドのダガーの切っ先で不幸な最期を遂げても、代わりはいくらでもいる。敵がすべてクワッカの餌になるまで物量で押し続けよう。小動物は同時に最大 2 匹まで出せる。倒れた者は、あなたのために死にたがっている新しい兵で補充しよう。召喚した仲間が戦っている間は、「.」を押して戦いの成り行きを見守り、ときどき「t」「a」の命令を飛ばして火力を向けてやろう。自分も加わろうとするのは確実な死への道だ。くり返すが、取るに足らない生き物以外に近接攻撃をしてはいけない!
- 召喚の黄金律を忘れないこと。あなたに見えないものは、召喚した仲間にも見えない。視界(Line-of-Sight、LOS)の外にいる相手はどの従者も攻撃できない。逆は必ずしも成り立たない。猫の感覚のおかげであなたは透明な敵が見えるが、最初の呪文で呼べる小動物たちは(犬族のしもべの召喚で呼ぶものを除いて)、それほど恵まれていない。
- MP が切れたら退き(できれば既知の場所へ。未知の場所へ踏み込めばすぐ死ぬ)、休んで魔力を回復させる。ただしジャッカルに追われているときは別だ。その場合は最初から持っている魔力の薬を飲み、もふもふの軍勢をまた集めて、追いつかれないようにしよう。背後の扉を閉めるのも手だ。動物はどれもあなたほど器用な前足を持っていないので、あなたが休んで回復している間、突破できないバリケードをひっかき続けるしかない。フェリッドはたいていの生き物より足が速いので、哺乳類の半次元をかき回して仲間を呼び足しながら、敵を出し抜くのは簡単だ。くり返すが、レベル1では取るに足らない生き物以外に近接攻撃を仕掛けないこと。「YASD」と言い終わるより早く鼻面をはたかれるのは間違いない。
- 召喚した仲間の後ろに立てば石などの飛び道具を代わりに受けてくれるが、これはまったく当てにならない(避けられた飛び道具はそのまま飛んでくる)。それから、ブランド付きの武器には気をつけること! その一撃だけで、無傷で体力満タンの毛玉から、未鑑定の獲得の巻物 3 枚が並ぶゲームオーバー画面へ一直線だ。とくに毒液と電撃はひどく危険だ。ブランド付きの近接武器を持つ相手は、迷宮:1 の危険な生き物と同じように扱う。つまり、脅威が消え去って危険なアイテム(たぶん +34 のトリプルソード「笑 お前には使えないよ 次はミノタウロスで遊びな」{火炎, 殺戮+12, AC+10})を落とすまで、撫でまわしたくなる毛玉の海に沈めるのだ。
次元をまたぐ戦術入門
DCSS の敵は、ゴボゴボいうジェリーから強大なパンデモニウムの君主セレボブまで、みな恐ろしく頭が悪い。たとえば次のような状況なら、
@.... ..... ..S.. ...E. .....
(@ があなた、S が味方の召喚した仲間、E が敵、. が床)、敵はあなたにたどり着くために味方(八つ首のヒドラかもしれない)を叩き壊して進もうとし、ぐるっと回り込んで後ろのやわな猫を一撃で仕留めようとは決して考えない。これはとことん悪用しよう。いつも忠実なしもべの陰に隠れているようにすること。たとえば、これはだめだ。
..@.. ..... ..... ..S.. ...E. .....
敵は自分の位置からあなたまでまっすぐ線を引ける(敵があなたに魔法の矢を撃とうとしていると想像してほしい。当てられるなら立ち位置が悪い)ので、あなたの従者を無視してまっすぐ突っ込んできて、新鮮な猫のカツレツを切り分けようとする。こういう状況では、A) 召喚した仲間をもっと出してましな状態に戻すか、
..@.. ..... ..... .SSS. ...E. .....
B) 通路まで下がるのがよい。
幅 1 マスの通路は、召喚術師にとって救いの神だ。# を壁とした次の状況を見てほしい。
状況 1
##### .S.@E #####
敵は、あなたを血まみれの毛玉に変えようとしているオーガかもしれない。召喚呪文を唱えたら、仲間はあなたの後ろに出てきた。後ろに歩いて仲間と場所を入れ替え、戦いの成り行きを(できれば離れたところから)見守ろう。兵士が名誉の戦死を遂げても、戦っている間に MP は回復しているはずだ。仕事を片づけたがっている新しい戦闘員を送り出せばいい。
##### @..SE #####
危険ゼロ、心配ゼロ。MP が切れたら、素早い猫の足で上り階段まで戻り、回復してからやり直せばいい。ゲーム中のほとんどの敵はあなたに追いつけない。もうひとつ、おもしろいケースを見てみよう。
状況 2
##### @E..S #####
運が悪かった。呪文を唱えたら、友達に紹介しようとしている当の敵の向こう側に仲間が出てしまった。後ろに歩いて敵との間を 1 マス空け、今度こそいい場所に出てくれと祈りながら、もう一度呪文を唱える手がある。
##### @.E.. #####
ここで唱えれば、無事に状況 1 に戻れるかもしれない。とはいえ、状況 2 も悪いことばかりではない。ハウンドやクワッカ、のちのマナバイパーのような素早い仲間は、あなたが逃げている間に敵に噛みついてくれる。状況 2 で、召喚した仲間が「素早い」で、敵がそうでないなら、ただ後ろに歩けばいい。あなたにたどり着こうと必死の敵を引き回している間、忠実なペットが 3 ターンかそこらごとに後ろから噛みついてくれる。そのうち仲間は消えてしまうかもしれないが、それはもう一度唱えろという合図にすぎない。
もちろん、うっかり行き止まりに自分を追い込んでしまったら、テレポートの巻物を使おう。たいてい 2 番目によく見つかる巻物だ。
ややこしく聞こえても心配はいらない。迷宮:1 で何度か無残に散ってコツをつかむまでは時間がかかるかもしれないが、何回か戦えばすぐに体が覚える。
悪魔的な強化(経験レベル2)
- 大事な注意: 0.30 で遊んでいるなら、この呪文は「たまに大暴れマシーン」から「いつでも大暴れマシーン」に変わっている。取っておこう。
- レベル1の助言はほとんどそのまま通用するが、今は一度だけなら失敗する余裕がある。レベルが上がって安全な場所にいるなら、すぐに「M」を押してインプの召喚を覚えよう。とてもいたずら好きな新入りだ。「z」から「b」で、新しい悪魔の友達とご対面。地獄の名状しがたき闇の勢力は、瞬間移動が大好きな、クワッカに毛が生えた程度のものを喜んで届けてくれる(そしてそのおふざけを面白がらない敵の近接攻撃の間合いに、あなたをさらしてくれる)。ときには違う色の悪魔が出てくることもあり、そちらはどれも、赤インプ(役立たず)に比べれば紛れもない大暴れマシーンだ。とくに白インプは、あなたの代わりにゲームを遊んでくれる。インプはときどきあなたを褒めて「ふかふか肉球のご主人さま」と呼ぶこともあり、ネズミのうつろな目つきに比べれば一歩前進だ。ありもしない慈悲にすがろうとするこの試みは無視して、「t」「a」をもっと気前よく使い、あなたの名のもとに死にに行かせよう。
- いつでも、以前の、口数が少なくてずっともふもふな友達にも手伝ってもらうことをおすすめする! サイドメニューの呪文をクリックする(オフライン)か、また「p」を押せば(オンライン)呼べる。召喚した仲間 3 匹の一団がいれば、敵を取り囲んで、迷宮:1 のどんな相手にも速やかに裁きを下せる。レベル3になるまでは引き続き慎重に。迷宮:1 で経験値が足りなければ、慎重に迷宮:2 へ下りて仕上げをしよう。ただし、迷宮:1 にいなかった迷宮:2 の新顔の相手は、とくにマムシとオークの司祭や魔術師はひどく危険だと知っておくこと。すでに見知った敵に絞り、下りた先でまだ倒したことのない相手の隣に出てしまったら、別の階段を使おう。
ここまで、なかなかの苦悶の体験ではないだろうか? 私を疑い始めただろうか? HP が 2 桁から始まる種族に戻りたくてたまらない? 愚か者め! お楽しみはここからだ。
犬の下僕 対 次元警察(経験レベル3)
知力(I)を上げる。今後この選択を迫られたら、毎回必ず知力だけを上げること。
安全な場所を見つけよう。犬族のしもべの召喚を、今すぐ覚える(「M」を押す)。これこそ本物だ。序盤の迷宮で、ハウンドを 3 匹次々にけしかけられて生き残れる生き物はほとんどいない(呼べるのは 1 匹までなので、忠実なペットがまだ生きているなら唱え直さないこと。どこかへふらふら行ってしまって、もっと新鮮で、近くにいて、できれば言うことを聞く個体がほしいときは別だ)。ただ下がって殺戮を眺めていればいいうえに、殴られる心配もなく、マムシが視界(LOS)の向こうで惨殺されるのを見物できる。悪名高い迷宮:2 のシグムンドでさえ、犬の暴力の前では無力だ! ハウンドもインプと同じく、ときどきかわいこぶって、メッセージ欄に愛嬌のある台詞を出す。くり返すが、ほだされてはいけない。犬族は猫の栄光の前では劣った種族だと心得て、ゆるぎない熱意で従う彼らを、情け容赦なく破滅へ送り出そう(「t」「a」)。
覚えた呪文は、いつでも「z」から「?」で一覧を見られる(し、唱えられる)。たとえば「c - 犬族のしもべの召喚」と出ていれば、「z」から「c」で、毎回メニューを出さなくても新しい犬の部隊を迎えられる。ただ、周りに何もいないときに面白半分でやるのはおすすめしない。なぜなら……
ひとつ、ちょっとした問題があるのだ。
犬の奴隷友達を呼ぶたびに、およそ 7〜9% の確率で呪文の失敗が起こる。この確率は召喚術の腕が上がるにつれて下がっていく。ほかの系統の呪文の失敗は、たいていそれほど劇的ではない(「カードを1枚引いて、どれでもいいよ」の言い方を覚えたばかりの術者が、いきなり現実そのものを切り裂こうとでもしない限り)。ところが、「猫の至上性のために死にたい者はいないか?」と異界の宇宙へひっきりなしにかける営業電話は、異形の怪物たちの神経を逆なでし始めている。そのため、ごくまれに、注文したもふもふの仲間の代わりに触手便が名状しがたき恐怖を届けてくることがある。苦情を出すより先に、走って逃げよう。悪い知らせ。こいつの一撃はたいてい HP と MP の両方を半分にするほど痛く、倒すまで去らず、ときどきあなたの召喚した仲間を故郷の世界へ送り返す。仲間たちは迷宮で猫のために死ぬ代わりに、家族と再会できるというわけだ。いい知らせ。あなたはこのおぞましい怪物よりずっと足が速い。
よくある質問:
宇宙の異形の怒りを買ってしまったらどうすればいい?
手持ち次第だ。精神破壊以外の攻撃用のワンドがあって、周りに本当の脅威がいないなら、遠慮なく撃ち倒そう。安全な場所にいるなら、何もいない階をぐるぐる引き回しながらハウンドをけしかけ続ければ、(とても長い時間はかかるが)いつかは倒せる。差し迫った危険があるなら、名状しがたき恐怖に殴られないように(つまり恐怖の隣のマスに入らないように)いちばん近い上り階段から出て、この恐ろしい生き物がうろつき回るようになった階へは、別の階段から入り直そう。どうしても触手の届く範囲を歩かなければならないなら、間合いにさらされる時間をできるだけ減らすこと。何ターンもぐずぐずしてはいけない。運の悪い出目が何回か続けば、それで一巻の終わりだ! 名状しがたき恐怖が「極めて危険」と表示されておらず(そうなら周りに赤い四角がつく)、HP に余裕があるなら、一緒に上って片づけ済みの階まで連れて行き、あとで相手をするためにそこへ置いておくこともできる。たとえばゲームの終盤まで。そのころには、あなたがなり果てた神を前にして、そいつのほうが震え上がるだろう。
うっかり階のあちこちに呼び出してしまったら?
まず、あなたはとても運が悪い。呪文の失敗の確率が最初は 9% だとしても、失敗に名状しがたき恐怖が応える確率はそれよりさらに低い。次に、迷宮:2 は飛ばして迷宮:3 に飛び込み、触手の生えたいじめっ子どもに猫の力を見せつけられるようになってから戻ってくればいい。
次元をまたぐ誘拐取締り警察に目をつけられる確率を下げるには?
召喚術の系統をなめてはいけない。失敗率が 10% を超える呪文は決して唱えないよう強くすすめる。結果が悲惨なことになりかねない。このルールを破るのは、追い詰められた緊急時だけにしよう。ハウンドは覚えたらすぐ呼んでも安全なはずだが、もっと後の呪文は、試してみようと考えるだけでも、さらに訓練が必要になることがある。開けた何もない場所であってもだ。宇宙規模の誘拐警報を出されるリスクを負う価値があるのは、ずっと後で手に入るかもしれない、本当に壊れ性能のドラゴンの呼び声くらいのものだ。
こんなに忠実な従者がいて、負けるなんてことがあるの?
オークの司祭だよ、気高き猫の侍者よ。この緑の法衣をまとった脅威は、視界の端からでも、避けられない即着弾のダメージを与えてくる。それも二発で死ぬほどのものだ。今のところ、どれだけ召喚してもオークの神への彼らの献身からあなたを守ることはできない。1 体でも、あるいは、ゾムよ慈悲を、2 体以上でも、見かけたらその気概を試そうとすらしてはいけない。「X」を押してカーソルを彼らに向け、「e」で注意対象を設定しよう。ゲームに「ムリ」と伝える方法だ。忘れないでほしいが、あなたは彼らよりずっと足が速い。彼らが 5 ターン以上画面に見えたままなら、死にたいと言っているようなものだ。いちばん近い上り階段から出て、階の別の場所を攻めるか(本当にどうしようもない階なら迷宮:3 へ下りるか)して、この反逆者どもは後回しにして生かしておこう。いずれ然るべき時に、その無礼の報いを受けることになる。
MP もない、友達もいない、もうすぐ死ぬ。どうしたらいい?
まず、追ってくる相手に「素早い」ものも遠隔攻撃を持つものもいなければ、走って逃げるか、迷宮の壁や柱や地形の周りをぐるぐる回ることを考えよう。そうすれば MP が少し戻って、救援を呼べるようになるはずだ。それが無理なら、ワンドを見てみよう。酸、精神破壊、吹雪のワンドはとくに頼りになるし、いざとなれば火炎でもなんとかなる。それもだめなら、テレポートか瞬間移動か恐慌が出ることを祈って巻物を読み、薬があれば生き延びるために飲んで、あとは祈るしかない。それと、鑑定の巻物(たいていいちばん数の多い巻物だ)を見つけたら、見つけしだい(安全なら)使うこと! 先延ばしにしてはいけない!
爆発的焼却の繊細な技(経験レベル4)
余分な命が手に入った! 猫の至上性の特権というやつだ。この世で最も祝福された種族の誇り高き一員であるあなたにとって、死は終わりではない。それでも、終わりだと思っておいたほうがいい。そのほうが戦略的に良い判断ができる。もし本当に不幸な最期を遂げても、集中を切らさず、いらいらしたら休憩を取り、死ななかったかのように慎重にプレイを続けよう。フェリッドのゲームは、ふつうの 3 ルーンの勝利までにたいてい 3〜9 回は死ぬので、あまり気に病まないこと。スキルはそのまま残るので、経験レベルが下がるのも実質たいした損ではない。フェリッドの命は珍しくて強力な消耗品のように使うものだ。フェリッドの 3 ルーン、いや 15 ルーンの勝利でも、迷宮:3 という早い時点で 1〜2 回死んでいる例は多い。
序盤に死んだからといってフェリッドのゲームを投げてはいけない! この仕組みの作りを見ると、まるで序盤の迷宮で死ぬことが前提になっているかのようだ。序盤のほうが終盤よりずっとレベルを上げやすい。迷宮:4 で失った命は迷宮:7 で取り戻せるが、パンデモニウムで失った命は、地獄の 4 つの分岐をすべて制覇してようやく取り戻せる、ということにもなりかねない。
もう一度言う。同じ敵に 2 回続けて殺されたというだけで、フェリッドのゲームを投げてはいけない。ゲームを保存して、何か別のことをしよう。腹が立つのはわかるが、それは瞬間移動の巻物を使ったあとで、命を救うアイテムを使わされたことに腹を立ててゲームを投げるようなものだ。命は消耗品である。フェリッドを死なずに遊ぶのは、オクトポードを指輪 2 つで遊ぶようなものだ。死ぬのが前提なのだ。
「E」を押すと、次の命が手に入るまでどのくらいかかるかがわかる。「%」を押すと、命がいくつあるかがわかる(ポップアップの右上を見よう!)。
今回も、安全な場所を見つけたらすぐに、新しい友達を名簿に加えよう。守護のゴーレムだ。まだ唱えようなどとは考えないこと! すぐに失敗率が 10% を切るので、そうなれば安全に使える。スキルは次のように調整しよう。呪術をオンにし、「=」を押してスキルの目標を設定する画面で呪術を選び、5.0 にする。ついでに、呪文詠唱の目標を 10.0、召喚術の目標を 10.0 にしておくといい。さらに、戦闘と躱し身もオンにして、戦闘の目標を 15.0、躱し身の目標を 19.0 にする。この 2 つは、何があろうとその値に届くまでオフにしないこと。
迷宮:3 あたりから、迷宮は、準備ができる前に、速い敵や大きなダメージを出す敵、ときには速くて大きなダメージを出す敵を投げつけてくるのが大好きになる。沼マムシ、オーガ、殺人蜂、獣の棲み処の危険な敵(ワイバーンと巨大赤色蜂が定番だ)など、いろいろな厄介な生き物に出会うかもしれない。だが、進歩の行進を止めようとするこの哀れな試みを、あなたは笑い飛ばす。たぶんゲーム全体でも最強の 3 レベルの呪文で一撃で倒し、経験値が猫のおやつのようにぽろぽろ落ちてくるのを眺めるのだ。迷宮:1 で苦しんだのはこのためだった。ふつうの MiFi や DECj なら、HP バーを緑より赤(ときには黄色)で埋めてくる光速の敵の群れにあっけなく最期を迎えるところを、あなたは高価な機械を罰当たりなほど生贄に捧げ、たぶんそれをあなたに送ってくれている次元の向こうの発明家をひどくいらだたせることになる。
守護のゴーレムの近接攻撃のダメージはゼロで、殴られることしか知らない。近くの召喚した仲間の傷をときどきゴーレムが肩代わりすることもあるが、ほとんど気づかない程度だ。守護のゴーレムを召喚する本当の理由は、そいつを爆破することにある。
遠隔起爆爆弾守護のゴーレムが死にかけると、見た目の隅に赤いアイコンが出ることがあり、メッセージ欄に「過熱している」と出る。こうなったら、ゴーレムの近接攻撃の届く範囲に立ってはいけない。ゴーレムは爆発し、隣にいるものすべてを焼き尽くし(基本的な安全手順も守れないなら、あなたもだ)、燃え盛る炎の雲を残して道をふさぐ。そのおかげであなたは立ち去り、休み、回復できる。
見た目に炎のアイコンがついた守護のゴーレムの近接攻撃の届く範囲に、立ってはいけない。間違いなく一撃で死ぬ。
逃げられない爆発に備えるしかないときや、+99 の猫族殺しのハルバードを持ったオークから離れるために炎の雲の中を歩かなければならないときは、耐火の指輪か炎の指輪を一時的につけることを考えよう! これはとても速く(1 ターン未満)、ダメージを半分にしてくれるので、生き延びられる。今のゴーレムがあなたに殺意を向けているなら、呪文を唱え直して、爆発しにくい新品と取り替えるのも手だ。
実際、「指輪のつけ替え」は全般に、フェリッドを遊ぶうえで身につけておきたい良い技術だ。リンドヴルムが見えた? 耐火の指輪。霜ドレイク? 耐冷の指輪。オークの死霊術師ネルガレ? 生命力保護の指輪。指輪のつけ替えはとても速い。正確には半ターンだ。ただし護符のつけ替えはやめておこう。凶暴な脳筋がにじり寄ってくる中、向かい合う親指なしでもふもふの首に紐を結ぼうとするのは、ふつうはおすすめできない。
この即席爆弾で猫の戦争犯罪をやらかす方法の図をいくつか紹介しよう。@ が唯一無二の天才毛玉であるあなた、E が愚かな敵たち、G が頼れるゴーレムだ。. は床、# は壁を表す。
通路の出口で三体同時爆破
.EEE. .#G#. .#.#. .#.#. .#@#.
開けた場所で劣った存在の裏をかく
.EEE. ..G.. ..... ..@.. .....
そう、これは本当にうまくいく。両脇の敵は、忠実なロボットの輝く金属に見とれて、回り込もうとすらしない。ただし、一歩前に出れば爆発の範囲に入るし、一歩下がれば敵の見とれっぷりが解けて、あなたに襲いかかってくることに注意。
脇から声援を送る
...EE EE... ...G. .G... ..... ..... ..@.. ..@.. ..... .....
超・終点火葬場
.EEE. .EGE. .EEE. ..H.. ..@..
この「H」は、ひどく困り果てたハウンドか、避けようのない爆発の破滅が迫るまで攻撃を受け止めてくれるほかの召喚した仲間だ。もちろん、8 体まるごと吹き飛ばす満額の爆破はめったにないが、オークやヤクの群れで 4〜6 体まとめて倒すのは十分ありうる。
ここからの計画は次のとおりだ。
- 取るに足らない相手から中くらいの難しさの戦闘まで、毎回ハウンドを召喚する。「t」「a」で攻撃の的を指示し、犬の半次元が丸ごとミトンのような肉球の栄光の生贄になるまで遠慮はいらない。
- 高いダメージを出す敵や階層に見合わない(OOD)敵は、ロボットの時限爆弾を何度も無駄に殴らせて、避けようもなく黒焦げにしてもらう。氷の獣? ドカン。オーガ? ドカン。巨大ウシガエル? ドカン。ワイバーン? ドカン。沼マムシ、ヤク、双頭のオーガ、ノールの軍曹、あらゆるユニーク、巨大赤色蜂、醜きもの、巨大サソリ、トロル、オークの戦士? ドカン。やつらは生き残れないし、万が一生き残っても、ゴーレムをもっと出して同じ過ちを犯させればいい。「人間」並みの知能とやらもこの程度だ。人型の連中は、猫の天才の前ではどうしようもない鈍い愚か者にすぎない。
- MP がなく、本気で怒ったやつに縄張りを侵されてピンチ? ご機嫌なセントールに矢を浴びせられてヤマアラシにされそう? オークの狂信を味わわされ、「打擲こそ正義」と説教されている? ワンドを使え! ワンドはファンタジー世界の銃で、迷宮のどんなうっとうしい住人も片づけてくれる。危険なユニーク、セントール、オークの司祭には、ためらわず連射しよう。水銀、光、強酸のような光線のワンドはとくに効果的だ。魅了を使ったなら、洗脳した敵に「t」「r」で離れるよう命じ、その距離を使って素早く、リスクゼロで退却できる!
- ひどい状況に陥ったら、消耗品を使おう。テレポートの巻物を読めば、たいてい数ターンで窮地を抜け出せる。2 番目によく見つかる巻物だ。
- ユニークの兄妹、ドウェンとデュヴェッサにはわりとよく出会うが、そのときは必ずデュヴェッサを先に倒すこと。できれば焼却の爆薬で。
「次元をまたぐ戦術入門」で説明した幅 1 マスの通路をとことん悪用しよう! そうすれば、敵が仲間を迂回して、あなたをひどく居心地の悪いナデナデの刑に処そうとすることは確実になくなる。あなたは極めてもろく、ただのオークか迷宮:1 の生き物以外のものの近接攻撃の間合いにぐずぐずしていれば、間違いなく破滅する。ターンをこまめに使って位置を整え、いつも召喚した仲間の後ろにいるようにしよう。動かずに過ごしたターンは、足の速さという強みを使わずに捨てたターンだ! 仲間が負ければ次の標的はあなたで、牙と爪でその場に踏みとどまっても生き残れはしない。逃げて、休んで、やり直そう。
ダメージの低い敵にゴーレムを送るのはおすすめしない。たいていは爆発する前に消えてしまい、MP の無駄になる。逆に、ダメージがとてつもなく高い敵は、爆発の仕掛けが作動する前にゴーレムを壊してしまうことがある。たとえば人食いヤクやヒドラ相手だと、ときどきこれが起きる。肝心なのは粘り強さだ。そのうち相手が低い出目を引いて、本来そうなるべきだったように炎に包まれる。
最後に、守護のゴーレムは火砕のエネルギーとよくなじむが、生前の先代たちが残した燃え盛る雲に免疫があるわけではまったくない。これは遠隔爆破の取り組みに大いに役立つ。次のゴーレムに、先代とまったく同じマスへ行って焼かれてこいと指示すれば、虐殺がはかどるのだ。ただし、自爆寸前のロボットがあなたの隣の炎の雲に歩み込んで、あなたを一撃で倒すことのないよう気をつけること。
アナルコ・キャピタリズムならぬアナルコ・キャットピタリズム(神選び)
アシェンザリの束縛趣味を満たしてやれる装備欄は 3 つしかないし、祈祷の道を学ぶ時間もないし、向かい合う親指がないので武器の贈り物をもらってもうれしくない。次元をまたぐ誘拐スタートアップの代表として、あなたはあらゆる仕事を部下に任せ、自分では決して働かないようにすべきだ。
ルーも技術的には十分ありだが、あなたは社員の福利厚生など気にしないので、社内での仏教ヨガ講座は予定表の上のほうには来ない。それに、ゾットのオーブを毛糸玉のように転がして遊ぶには、両方の前足が必要だ。
というわけで、ゴザーグと神の提携を結ぶのが得策だ。あなたを僕とみなすほかの厄介な神々と違って、ゴザーグはあなたを起業家とみなし、困ったときにあなたがその神の領域と取引の提携を結びたいと望んだときだけ姿を見せる。ゴザーグは社員の福利厚生にまったく無関心で、あなたが好きなように部下を傷つけ、操り、こき使うのを許してくれる。旅のこの段階では、スタートアップの資金を少し集めることだけを考えよう。今考えていい神の能力は水薬の陳情だけで、それも本当の緊急時に限る。400 枚という手ごろな金貨と引き換えに、いろいろな試験薬を注射してもらえる。魔力が満ち、肉体が再生し、IQ が上がり、透明になり、多動にもなる。全部いっぺんにだ。副作用として、自尊心の肥大と、有望なゲームを TAB 連打で破滅させたくなる欲求が現れることがある。これはなるべく使わず、手持ちの消耗品のほうを優先しよう。ただ、いざとなればこれがある。
このガイドはいずれジーヴァへ乗り換えることを勧めているが、こんなに早く乗り換えてはいけない! 巻物も薬も呪文もゼロになり、ゾットの領域で炎の球体相手にクワッカを送り出しながら、すり減った体を生かしてくれているスライムを呪うことになる。そんな目にあってはいけない!
お好みで: ゴザーグの祭壇より先にエリヴィロンや輝けるものの祭壇を見つけたら、目当ての飾り立てた黄金の祭壇を見つけたら裏切るつもりで、気のない祈りを捧げておくのも手だ! どちらの神にも大きな利点がある。前者はときどき召喚した仲間を癒やし、とどめの一撃からあなたを守り、自分を回復させる能力や、治療の薬をただで飲むように毒・石化・混乱を取り除く能力をくれる。後者も同じように仲間に回復と頑丈さを与え、あなたの周りの光輪がどこを打てばいいか教えてくれるおかげで仲間の命中率が上がり、ときどきあなたを死から守ってくれる。
どちらの神もアンガーマネジメントのプロなので、あなたが十字軍をやめて景気のいい商売に専念しても怒り狂ったりはしない。
エリヴィロンと輝けるものを信仰すると祈祷を訓練できるようになる。しなくていい。弟子の群れが、膨大な触手と歯の並んだ大口を使って迷宮じゅうで大暴れすることにしか興味がないのに、心に響く説教の仕方を学んでもまったく役に立たない。
悪魔の大量虐殺を掲げる「正義」の勢力に仕える悲しい点は、あなたが地獄の門を開いてゲヘナの深みからインプを呼び出すのを、彼らが面白く思わないことだ。そのため、インプの召喚は禁じられた呪文になる。白インプにゲームを遊んでもらうのが好きなら、ゴザーグが見つかるまで宗教の奉仕から自由でいてもいい。それでもこの一時的な入信をするなら、忘却の巻物を鑑定したらすぐに 1 枚読んで、インプの召喚(と小動物の召喚)を消して呪文の枠を空けよう。
とはいえ、世間で思われているのとは裏腹に、この「善の神々」は、あなたがゴーレムを爆発の破滅へ送り出し、近くのハウンドの毛皮を黒焦げにして苦悶の悲鳴を上げさせても、まったく気にしない。名誉と騎士道を重んじる者のごく普通のふるまいである。
殺しと電気工学(経験レベル6〜獣の棲み処)
そろそろ巻物がいろいろ集まっているはずだ。いちばん数の多いものは鑑定である可能性が高い。それを見つけて 1 枚ずつ使い、持ち物にそれぞれ「フェリッド救命の薬」「ブチギレ終了の巻物」とラベルを貼っていこう。これからは、鑑定の巻物を見つけたら毎回、安全になりしだいすぐに使うこと。
レベル6から8の間(迷宮での冒険次第で変わる)に、稲妻の渦巻の召喚を覚えられるようになる。これこそ大砲であり、重砲であり、ほかにも軍事的に心地よい言い回しのいろいろだ。守護のゴーレムは高レベルの脅威を 1 体ずつ仕留める力をくれたが、稲妻の渦巻は戦場にちょっとした遠隔戦闘をもたらす。この据え置きの砲台は一切の容赦を知らず、あなたと同じ空気を吸っているものを記録的な速さで感電させ、立っているのがあなたと従者だけになるまでやめない。ただ、ときどき仕事中に居眠りするのが好きなので、「t」「a」をもっと気前よく使って起こしてやろう。ゴーレムも渦巻もあなたほど優れた視覚は持っておらず、透明な敵(いちばんよくいるのはオークの魔術師)は完全に無視することを忘れずに。それでも見えている敵に攻撃を向けることはできるし、こそこそした透明のいたずら者が間にいれば、そいつもビリッとやられる!
この膨大な電力を引き出すため、「m」でスキル画面を開こう。呪術が 5 になってオフになっているか、5 に近づいていることに気づくはずだ。では、風の魔術をオンにして、目標を 7 にする。失敗率 10% を超える召喚術の呪文を唱えようとしないことを忘れずに!
主な問題は 2 つある。一つ目は、渦巻があなたの身の安全にとても気を配ってくれる(これはありがたい。肉球のお方は最高の快適さに値するのだから)一方で、ほかの召喚した仲間にも同じくらい思いやりがあることだ(これはあまりありがたくない。やつらは使い捨てでどうでもいい劣った存在なのだから)。そのため、貫通して跳ね返る矢があなたや忠実なしもべの誰かを傷つけそうなら撃たない。妙なことに、守護のゴーレムには恨みがあるようで、ときどきお構いなしにビリッとやるが、これはまれだ。たぶん、あなたが両者を故郷の世界から引き剥がして名状しがたい苦しみの中で死なせる前に、ゴーレムの次元が渦巻の次元にちょっとしたいたずらを仕掛けたのだろう。冗談だ。やつらは構築物だ。何も感じない。
二つ目は、ほかの仲間と違って、稲妻の渦巻は道をあけることも、あなたと場所を入れ替えることもできないことだ。通路でこの呪文を唱えると逃げ道をふさいでしまいかねないので、困ったことになる。
##### .S@.O #####
後ろに歩いてオーガ(O)から逃げられないし、渦巻(S)はあなた(@)に無礼を働くのを恐れて何もしない!
徒手格闘のスキル 0 でオーガと殴り合おうとする代わりに、別の手を提案しよう。しつけの猫パンチだ。Ctrl を押しながら稲妻の渦巻の方向へ移動する。これで渦巻を攻撃すると、何があろうと一撃で壊れ、また通れるようになる。呪文を唱え直すという手もあるが、これは危ない。同じくらい間の悪い位置に出てくるだけかもしれない。
ここまで来れば、獣の棲み処の入口を見つけるまで階を片づけていく準備は整ったはずだ。ハウンド、渦巻、ゴーレムの忠実な三人組がいれば、ほとんど何でも相手にできる。さらに、ときどき犬族のしもべの召喚がハウンドの代わりにずっと強い狼を送ってくるようになったことに気づくかもしれない! このガイドでは便宜上、引き続きこの仲間を「ハウンド」と呼ぶ。正直、どの戦闘でも三人組を全員送り込むべきだ。ゲームが行く手をはばもうと何を出してきても、手早く片づけてくれる。見つけた装身具は忘れずに身につけよう(大文字の「P」を押す)。指輪なら知力、魔術、魔力が望みうる最高のもので(この順)、護符なら魔力再生、再生、反射が最高だ(これもこの順)。
ルーンで封印された扉のヴォールトに幽霊がいるのを見つけたら、召喚術大学の学位を 3 つ即座に手に入れるチャンスかもしれない! 幽霊は大量の経験値になるが、取るに足らないものから命取りのものまで幅がある。「x」「v」で調べて、持ち技を確かめよう。あなたを消し飛ばせる妖術や危険な召喚術の呪文を持っているなら、放っておくべきだ。一方、冗談みたいな小技をいくつか持っているだけだったり、ミノタウロスの狂戦士のように o と TAB しか知らなかったりするなら、永遠の眠りへ導いてやる時だ。階をすっかり制覇したら、友達を全員集めて扉を開け、幽霊がゴーレムを殴り、電気を食らい、狼に食われて、(存在のうちで二度目の)死を迎えるまでやらせよう。
本当の脅威は遠隔攻撃をしてくる相手だ。セントール、スチームドラゴン、電気ウナギ、オークの司祭の大きな群れ(そういえば、オークの司祭などの敵や名状しがたき恐怖を上の階に残してきたなら、今こそ戻って当然のお仕置きをしてやる時だ!)。渦巻は回避がほぼ 0 なので、(あのろくでなしの犬どもと違って)喜んで矢を受け止めてくれる。セントールと向き合うことになったら大いに役立つかもしれない。渦巻の陰に隠れて、遠隔戦の成り行きを見守ろう。勝つのは木の尖った棒か、千ボルトの稲妻の矢か? ネタバレすると、後者だ。
ただし、覚えておいてほしい。
..@.. ..S.. ..... ..... ...E.
これは安全な隠れ方ではない。セントール(E)は相変わらずあなたを猫からヤマアラシに変えようとし、渦巻はあなたが死ぬ前にダメージを出そうと必死になる。胃の痛くなるようなターンあたりダメージの競争だ。まずはワンドを考えよう。変化のワンドはとくに効く。向かい合う親指なしで弓を構えるのはかなり難しいのだ。あなたも身をもって知っているかもしれないが。そうでなければ、召喚した仲間をもっと出そう。ハウンドが近接攻撃の届く距離に入れば、セントールは慌てて撃つのをやめる。状況があまりに悪くなったら、煙幕の巻物か胡蝶の召喚を考えよう。もちろん、角の陰に隠れる/扉を閉めて、セントールが近づいてくるのを待つという、近接脳筋の古典的な戦法もここでは有効だ。ツキマーの舞踏(次の節で説明する)があれば、この呪文で、ゲームを終わらせかねない脅威を、自分の弓に何度も撃たれて泣いている騎手という笑える光景に一瞬で格下げできる。ツキマーの舞踏が効くには、相手が実際に弓を装備している必要があることに注意(前のターンにあなたのほうへ何か撃ってきたなら、たぶん装備している)。苦悩もまた、正当防衛を働いたことへのひどい後悔で彼らを消し飛ばしてくれる。
電気ウナギは、かなり危険な相手になりうる。この生きた死の罠は渦巻に耐性があり、あなたを三発で倒す。おまけに、経験値はほとんどもらえない。比べてみると、巨大サソリ 1 匹でウナギ 1 匹の約 53% 増しの経験値が入る。ありがたいことに、うまい手がある。火炎のワンドを撃てば、この手で発生する蒸気の雲のおかげで、一撃か二撃で倒せる。火炎がなければ、吹雪や精神破壊でも手早く片づけられる。
スチームドラゴンは見かけによらず危険だ。そのブレスはあらゆる意味で熱を上げてくるし、サイコロに殺意が宿れば二発で倒されることさえある。ありがたいことに対抗策はある。耐火の指輪だ。rF を + 1 つでも得られれば、この戦いは恐ろしいものから笑えるものに変わる。rF が手に入らないなら慎重に進み、当たったらすぐ相手の視界の外へ退く用意をしておこう。
運悪くメリアイに出会ってしまったら、こいつらは実質サイバー強化されたオークの司祭だと思ってほしい。1 体だけならそれほどでもないが、仲間とつるんでいることが多く、蜂の魔女たちのうわさ話の的には絶対になりたくない。1 ターンで打擲を 4 発食らうことはありうるし、食らえば確実に死ぬ。透明化の薬は効くし、いろいろなワンドも効く。あるいは、気づかれる前に渦巻に 1 体ずつビリッとやらせれば、わりとすぐに倒れるはずだ。そうでなければ、ゴーレムを目の前に押しつければ、炎の破滅が約束される。
運悪くユニークのナメクジ魔術師ガストロノクに出会ってしまったら、すぐに空いたマスを避けるようにすること。壁に張りつき、従者で周りを固めよう。周りに完全に空いたマスが 4 つ以上あると、とんでもなく強力で抵抗できない打擲型の能力で、確実に一撃で倒される。静寂の巻物を見つけてあるか、どういうわけか静寂の呪文をもう持っているなら、何体か友達を出して倒す手伝いをさせたらすぐ使うことを強くおすすめする。静寂にする手段がないなら、戦いの間はやつを視界の端に置き、壁と、できれば小動物にも張りついて、旋風の一撃に打たれたらすぐ離れられるようにしておこう。うまく位置取りをしても、2 回唱えられるだけで、あなたは見る影もない血と毛のかたまりに爆散する。
稲妻の渦巻の失敗率が 5% を切ったら、次の節で紹介する呪文のどれかを見つけているなら、それを覚える余地を作るため呪文詠唱をもう少し上げよう。下の一覧の三位一体の呪文を 1 つ足すごとに、10 からスキルレベル 1.5 くらい上乗せするのが目安だ。たとえば、サボテンの巨人とマナバイパーがほしいなら、目標を 13 にする。死んだ回数など変数がいくらでもあるので、これは大ざっぱな目安にすぎない。呪文の枠がもっと必要なら訓練を足し、足りていれば訓練をやめればいい。
この先はずっと、何があっても rF- や rC- にならないこと。そう、知力+10 の指輪をあきらめることになってもだ(本当にいいものなら、rF+/rC+ をつけて rF-/rC- を打ち消してもいい)。弱点は破滅のもとだ。ダメージ 50% 増しは、何が起きたか気づく前にあなたを一撃で倒すのに十分すぎる。
次元をまたぐ採用面接(あるいは呪文の枠の使い道)
迷宮を進むうちに、そこらに落ちている本をいくつか拾ったり、本屋を見つけたりすることもあるだろう。そのほとんどはあなたにはまったく役に立たない。妖術は爆発の範囲にいる忠実なしもべを傷つけるだけだし、多くは迷宮を乗り切るための適当な低レベルの呪文で、祝福された召喚術師という役回りに比べればずっと効果が薄い。ただし、目を光らせておくべき系統が 3 つある。召喚術(当たり前だ)、変成術、転位術だ。Ctrl-F で検索を始め、「summ」「transm」「transl」で探してみよう。それから「M」(大文字)を押して、呪文の書庫に面白い追加がないか眺めよう。以下は、ゲームのこの段階で検討すべき中レベルの呪文の一覧だ。全部読む必要はなく、見つけた呪文や、これから見つけるかもしれない呪文の段落だけ読めばいい。
荒野の三位一体
バイパー、森、サボテンの巨人のうち 1 つか 2 つが手に入れば、最初のルーンはほぼ約束されたようなものだ。この呪文たちはいかれている。運よく見つかれば、ふつうの荒野の魔法書に 3 つとも入っていて、手に触れた瞬間にそのゲームの勝率が跳ね上がる。
マナバイパーの召喚(レベル5 呪術/召喚術): 今の軍勢が強いと思っていたなら、この呪文で迷宮はイージーモードまで一気に吹っ飛ぶ。最初の S 分岐に入る前のどこかで見つけたなら、絶対にスキル画面を開いて呪術をまたオンにし、目標を 10 に上げること(「=」を押す)。とても速く、(序盤としては)とてつもないダメージを出し、ときどき呪文の使い手を沈黙させる。先へ進むにつれ、「ハウンドの上位版」という立ち位置に落ち着く。ファンナールのような魔法に通じたユニークにとって、この蛇は破滅のもとだ! 魔法があふれる中盤の場所で、命取りなことで悪名高いエルフの大広間でさえ、バイパーの卑劣な魔力吸いの毒で徹底的に荒らされる! 同時に呼べる数の上限: 1。
ドライアドの召喚(レベル5 転位術/召喚術): 獣の棲み処とオークの坑道の最強の破壊者で、パンデモニウムの奥でさえまだ役に立つ。運よく見つかったら、転位術をオンにして(+4 だ!)、目標を 10 にする。唱えるには開けた場所が必要なので、通路ではまったく使えない。面白いことに、獣の棲み処と坑道には通路がほとんどない。うまく唱えると、木の壁が迷路のように並ぶ。この木はダメージを受けず、視界をさえぎり、近くの敵に強烈な近接攻撃のダメージを与える。怒った動物の群れに追われながら迷路を走り回ってもかまわない。やつらは自分で破滅を招くだけだ。主な欠点は、この攻撃力のすべてが中央のドライアドしだいだということだ。ドライアドには自殺願望があり、喜んでコモドドラゴンの近接攻撃の届く範囲に走り込む。ドライアドが倒されると、呪文はいきなり終わる。そうならないよう、「t」「r」か「t」「f」で、生きる価値はあるのだとドライアドに思い出させ、安全な場所まで下がらせよう。ただし、こういう命令を飛ばすとほかの従者も一緒になって怖がって逃げるので、まずドライアドの召喚を唱え、すぐに支援が要らなければ「t」「r」を使い、それから残りの軍勢を繰り出すこと。ドライアドを十分長く生かしておければ、いずれ鞭打蔦の触手が生えてきて、まだ生きているものを根こそぎ片づける。蔦は敵を締めつけもするので、ほかの召喚した仲間の攻撃も当たりやすくなる! この呪文を「Q」でセットしておけば、唱えるのに十分な広さがあるかどうかがサイドバーでわかる(文字に色がつく)。同時に呼べる数の上限: 1。
サボテンの巨人の召喚(レベル6 召喚術): 守護のゴーレムの面白い上位版だ。役割はとても似ている。通路に立ち、攻撃を受け止め、いずれ莫大なダメージで攻撃してきた相手を倒す。サボテンの巨人の近接攻撃のダメージは並だが、受けた攻撃のたびに強烈な反射ダメージを与える。あの厄介なヒドラ相手にうってつけで、かつての守護のゴーレムと同じく、高いダメージを出す近接の相手と 1 対 1 で戦うときの定番の呪文にすべきだ。ドライアドの召喚との相性も抜群だ。敵が巨人を殴り進む間にダメージを受け、そのうえ周りで暴れる木々からさらにお仕置きを食らう! この呪文を使うには召喚術がレベル14くらい必要になる。 同時に呼べる数の上限: 1。
補助の呪文
逃げの手、ダメージ、無力化の選択肢はここで手に入る!
瞬間移動(レベル2 転位術): おおむね優秀な逃げの呪文だ。私はこれが究極の補助の呪文だと思っているし、この一覧のほかのどれよりも先に選ぶべきだ。大きな欠点はひとつだけ。使うのを忘れないことだ。マクロの設定を考えよう(序盤はスペースキーがいい。大きなボタンには大きな問題を!)。転位術の目標を 5 にしてオンにし、追い詰められたらこの呪文を使うことを忘れずに。
氷の獣の召喚(レベル4 氷/召喚術): ごく並の召喚で、ほかは優秀な召喚術の系統のみにくいアヒルの子だ。それでも、ほかに何も見つからなかったなら検討してもいい。獣の棲み処の爬虫類や両生類を減速させる効果は役に立つことがある。この呪文を使うと決めたなら、氷の魔術をオンにして、目標を 5 にする。とはいえ、上の呪文のどれかを見つけたなら、間違いなくそちらを使うこと。同時に呼べる数の上限: 1。
俊足(レベル3 風): ブラックマンバに後ろから噛まれ続けずに、上り階段までの距離を詰めるのにぴったりだ。ただ、効果が切れると減速することは覚えておこう。蛇やヒドラなど、あなたをおいしいおやつとみなす生き物だらけの場所で減速するのは絶対に避けたい。訓練しなくても唱えられる。
ゴルブリアの通り道(レベル4 転位術): 全呪文の中でも最も過小評価されているもののひとつかもしれない。多少の誤差がある瞬間移動の巻物だが、「今すぐこの状況から出してくれ」という点では右に出るものがない。門が数歩先に出たら、そこへ移動すればいい。足元に出たら、階段と同じように > を押せばいい。ただし、敵も門を使えて、使うと門は壊れることに注意。噛みつき/串刺し/焼き尽くしたがっているいじめっ子どもに本当に追い詰められているなら、瞬間移動を使うことを考え、ゴルブリアは、離れようとしている敵の真上に入口の門が出る心配があまりないときにだけ使おう。確実に使うには、転位術の目標を 10 にしてオンにする。
内なる炎(レベル3 炎/呪術): 守護のゴーレムは好きか? 何度も使っているのに、まだ自分のゲームには「爆発」が足りないと思っているか? この打擲型の呪文は、好きな生き物に、ゴーレムが抱えているのと同じ「死ぬときに周りを皆殺しにする」呪いをかける。わかりやすい使い方は、ヤクの群れの 1 頭にかけ、何らかの方法で倒して(ゴーレムを使えばかっこよさのボーナス点)、仲間を 1 頭残らず焼き尽くすことだ。本当にじゃああくでサディスティックなら、自分の召喚した仲間にかけて、ちゃんとダメージを出せるゴーレムに変えることもできる。内なる炎をかけたサボテンの巨人は、この段階で望みうる最も堅固な防壁だろう。面白そうだと思ったら、炎の魔術をオンにして、目標を 4 にする。
苦悩(レベル4 呪術/死霊術): お気づきかもしれないが、迷宮にはあなたを殺そうとするものがやたらと多い。理解に苦しむことだ。知性ある生き物なら、もふもふの威厳ある四つ足の神聖な行進を邪魔しようなどとは決して思わないことを、あなたも私も知っているのだから。死霊術レベル5と呪術レベル8まで投資すべきこの簡単な呪文を使えば、この茶番は終わる。うまく唱えると、抵抗判定に失敗して意志力を打ち負かされたすべての敵に、恐ろしい呪いがかかる。それ以降、相手が与えたダメージはすべて、魂を蝕む苦悩となって相手自身を萎えさせ、同じだけのダメージが跳ね返る。ふつうこの呪文は、乱戦に飛び込んで、文字どおりただ突っ立っているだけで敵を倒したいというマゾで下品な「ハイブリッド」の術者のためのものだが、あなたがそんな痛い戦略に頼る必要はない。代わりに殴られてくれる手下が無尽蔵にいるのだから。苦悩の力を借りれば、クワッカ 1 匹でさえ化け物じみた戦力になる。敵は罪のないもふもふの動物を無意味に殺したことを思い返し、恐ろしい罪悪感に呑み込まれるのだ! 殴られるための召喚した仲間、主に守護のゴーレムやサボテンの巨人ととくに相性がいい。
ツキマーの舞踏(レベル3 呪術): DCSS の全ユニークでいちばん嫌いなのはどれかと聞かれたら、ヴァシュニアだと答える。ヴァシュニアにしてやりたい不愉快なことを全部書き出せと言われたら、このガイド全体より長くなるだろう。そのリストのいちばん上にあるのが「脆弱の巻物を読んでから、ツキマーの舞踏を唱える」だ。クロスボウやスリングや弓の使い手はフェリッドにとってのクリプトナイトで、「友達を生贄にして自分はダメージを受けない」という戦略そのものを崩してくる。FeSu を何回か遊んだなら、遠隔攻撃の敵を燃えるように憎むようになっているだろう。そこでツキマーの出番だ。セントール、セントールの戦士、クロスボウを持ったオーク、ジョセフのようなスリング使いの悪党から武器を取り上げ、軍勢が押し寄せてくるのをなすすべもなく待つ身にしてくれる(その軍勢には、殺意をもって動き出した彼ら自身の武器も加わっている)。ゲームの後半になると敵の意志力がとても高くなり、武器を取り上げるのが難しくなるが、脆弱の巻物で何とかなる。あなたのゲームでツキマーの舞踏を使ってヴァシュニアを倒したなら、その後で死んでしまって公式には勝っていなくても、私から見ればあなたは真に勝利した猫の侍者だ。訓練しなくても唱えられる。
こうした優れた呪文を全部覚える余地を作るには、呪文詠唱を訓練して記憶力を上げる必要があるかもしれない。呪文詠唱をオンにし、新しい呪文が全部入るだけの枠ができたらオフにすればいい。最初の呪文以外を使っているなら、オークの坑道:1 に入るまでに呪文詠唱をレベル10以上にしておくことを強くすすめる。情けない呪文、インプの召喚と小動物の召喚がまだ残っているなら、頼らなくなったらすぐに忘却の巻物で忘れるべきだということを思い出そう。それぞれの半次元は、あなたが誘拐をやめたことに感謝するだろう。
誰かに存在を気づかれるたびに zazbzcpp と押すのに疲れた? マクロを試そう! Ctrl-D で(ちょっと腰が引ける)メニューが出る。割り当てたいキーを押す。私はキーボードの上の数字の列が好きだ。たとえば「1」を押す。入力欄が出るので、「z」に続けて、割り当てたい呪文の文字を入れる。「z?」のメニューで守護のゴーレムが「d」だとしよう。入力欄に「zd」と入れる。メニューを閉じる。これで「1」を押すと守護のゴーレムが召喚される! 私のお気に入りの配置は、1 がインプ、2 がハウンド、3 がゴーレム、4 が渦巻、ドライアド/バイパー/サボテンは「Q」でセット(「p」で唱える)、ついでに瞬間移動のような補助の呪文を「e」のマクロにつなぐ、というものだ。
次のような大呪文をいくつか見つけているかもしれない。ずっと大きな投資が必要だが、そろそろ訓練を始めたくなるかもしれない。邪悪なる通り道、おぞましきものの召喚、招霊、ヒドラの召喚、怪物園の開場、あるいは恐るべき垂涎の的、ドラゴンの呼び声。うれしいことに、どれも召喚術を使う呪文で、召喚術はもう訓練してある。さらに邪悪なる通り道の場合、必要な 2 つ目のスキルは、あなたが誇り高き一員である祝福された猫族にとってはお手のものだ。転位術は +4 なのだから!
変身の呪文(嵐化/石像/竜化。次の節で扱う)を見つけていないなら、その 2 つ目のスキルをオンにして、目標を 15(転位術の場合)か 12(死霊術の場合)にする! スキル画面では、戦闘、躱し身、召喚術、それに必要なら 2 つ目のスキルを訓練していることになる。訓練したい 2 つ目のスキルが標準の一覧に出てこないなら、スキル画面を開いたまま「*」を押すと、ゲームにあるすべてのスキルが表示される。
変身の呪文を見つけているなら、大呪文はひとまず書庫で腐らせておこう。変身に集中し、次の章の指示に従うこと。
こうした呪文がひとつも見つかっていなくても心配はいらない。ゴーレム、渦巻、ハウンドの聖なる三人組がいれば、獣の棲み処の制覇には十分だ(慎重に遊び、消耗品をいくつか使い、命を 1 つか 2 つ失うかもしれないが)。すごい呪文はそのうち見つかる。この魔法の日照りに苦しんでいるなら、召喚術と、目標に届いていないほかの必要なスキルと一緒に、戦闘と躱し身の訓練を続けよう。その打たれ強さが、苦しい時期を乗り切る助けになる。
娯楽のための変異的自己改造(あるいは AC 1 桁症候群の治し方)
ゲームのどこかで、嵐化(できればこれ)、石像、竜化のどれかを使えるようにしておくことを強くすすめる。あなたの生身の姿がどれほど威厳にあふれ、もふもふで、カリスマに満ちていようと、矢を防げるわけではない。剣も防げない。現実をねじ曲げる魔法など、もちろん防げない。
とりわけ運がよければ、恐るべき、最も強力で、実はそれほど珍しくもない逃れえぬ地図帳が見つかるかもしれない。中身の呪文は瞬間移動、多重攻撃、嵐化だ。後ろの 2 つを組み合わせれば、使えるようになった瞬間から、パンデモニウムの奥深く(3 ルーンのゲームなら行く必要すらない)まで、それだけで引っぱっていける。伝説の地図帳が見つからなくても、蒼穹の魔法書と空間転位の魔法書があれば、中身の呪文を手作りの地図帳という形でそろえられる。ランダムなアーティファクトの魔法書に、地図帳の呪文が入っていることもときどきある。嵐化が見つからなくても、竜化と石像もいろいろな本に載っている。
このゲームを通して、次の順番を参考にしよう。
最初の呪文 > ドライアド/サボテン/バイパーのうち少なくとも 1 つ(代わりに邪悪なる通り道でもよい) > レベル6/7 の変身の呪文 1 つ(変身を手に入れたら、次は多重攻撃と徒手格闘) > レベル7以上の召喚術 > ほかの呪文。
大きな夢を見る前に、最初の呪文をすべて失敗率 5% 未満にしなければならない。荒野のドライアド/サボテン/バイパーの三位一体のうち 1 つ以上を見つけているなら、少なくとも 1 つは失敗率 5% 未満まで押し上げなければならない(もちろん、三位一体の呪文がひとつも見つからなければ、これは無視していい)。
この条件をすべて満たしたら、できるかぎりすぐに、変身の研究に取りかかるべきだ。
つまり、召喚術をオフにして(くり返すが、最初の呪文と三位一体の呪文をすべて確実に使えるようにし終えた場合だけだ)、次のスキル目標を設定する。
- 嵐化(機動力の変身。ぶっちぎりで私のお気に入りで、召喚術師の補助というより自分でゲームを引っぱる変身だ) - 変成術と風の魔術をオンにして、どちらも目標を 16.0 にする。
- 竜化(攻撃の変身。とんでもないダメージが出るが、氷の攻撃には気をつけて!) - 変成術をオンにして、目標を 16.0 にする。
- 石像(防御の変身。中盤の生存率がぐっと上がり、純粋な召喚術師にぴったり!) - 変成術と地の魔術をオンにして、変成術の目標を 12.0、地の魔術の目標を 7.0 にする。
変身を見つけていないなら、これをやってはいけない。 まだ持っていない呪文のために「前もって」訓練することは決してしないこと。スキル画面を開いたまま「*」(アスタリスク)を押すと、ゲームにあるすべてのスキルが表示される。変身という繊細な術の教えをひとつも知らないうちに変成術の研究を始めるには、これが必要になるかもしれない。
乱数にとても恵まれて、前の節の大呪文と変身の呪文の両方を見つけたなら、そんな小技は無視しよう! 変身に集中すること。
変身より大事な呪文は、最初の呪文と、バイパー/サボテン/ドライアドの三位一体だけだ(ドライアドの召喚はとくに挙げておきたい。転位術は多重攻撃にも役立つし、適性が +4 という恵まれたスキルなのだ)。邪悪なる通り道も、「大呪文」ではあるが転位術を使うので挙げておく。これは変身より先に訓練してもいい。ドライアドの召喚やサボテンの巨人の召喚のようなぶっ壊れた強力な呪文が書庫で腐っているのに、ちっぽけな最初の呪文で足踏みしているなら、変身の研究を始める前に、三位一体の呪文の成功率を十分上げよう。
もうおわかりかもしれないが、私はいつも、ほかの 2 つより嵐化を推す。店で地図帳を見つけたら買え。蒼穹の魔法書と空間転位の魔法書を見つけたら買え。後悔はしない。肝心なのはこれらの呪文が唱えられるようになるまで生き延びることだけで、そうなればゾットのオーブのほうから迷宮の奥底を転がってきて、命乞いをするだろう。嵐化と多重攻撃のコンボが本当に使えるようになったら、身の安全を捨てて痛撃の性質がついたアーティファクトの護符をつけ、「一撃で倒すか、一撃で倒されるか」の真の意味を生きる勇敢な猫にはボーナス点を進呈しよう。装身具で殺戮のボーナスを重ね、人狼の血の呪文を覚えて、見たこともないほど血なまぐさい肉挽き機に備えるのだ。
変身して徒手格闘で戦い始めても、召喚した仲間が用済みになることは決してない。それどころか、このゲームのあいだずっと使い続けるべきだ。とくにドライアドの召喚や邪悪なる通り道のような、画面を埋め尽くすものは。あなたがほったらかしにしたせいで仲間のダメージ量が見劣りするようになっても、仲間が失う HP は、あなたが失わずに済んだ HP なのだ。命乞いは無視すればいい。
動物園の社員見学ツアー(獣の棲み処)
うまく立ち回れば、ここはそれほど難しくないはずだ。召喚術のビルドは、近接攻撃しかしない速い敵を相手にすると輝く。そして獣の棲み処はそういう敵だらけだ。ゴーレム(見つけていれば巨人)は、ブラックマンバ、棘ガエル、コモドドラゴン、北極熊、ヒドラを蹴散らす。渦巻は、ヤクの群れ、殺人蜂、狼、またたきガエル、それに人食いヤクまで消し飛ばす(人食いヤクは何度か唱えて、少し引き回し、ときどきゴーレムも添える必要があるかもしれないが)。ハウンドは汎用の召喚で、手ごわくない戦闘で出すといい。サボテンの巨人とドライアドは、獣の棲み処の敵ならほぼ何でも叩き潰す。前者は 1 対 1 で、後者は大きな群れ相手で勝る。それでも MP には余裕がある。いざというときは全部使っていい軍勢を出し、まずくなったら逃げればいい! 敵が蛇か蜂かカエルのたぐいでなければ、あなたに追いつけるものはいない。
とくにまたたきガエルは厄介だ。待ち伏せを、狂ったように瞬間移動して逃れようとする。ためらわずワンドを何発か撃ち込んで、しつけてやろう。カトブレパスは庭の置物が大好きで、あなたをそのひとつにできたら大喜びする。石化のブレスの中に 2 ターン続けて立っていることは絶対にないように。稲妻の渦巻は石化しない。「あなたの動きが遅くなってきた」というメッセージが出て、相手がバジリスク 1 匹だけなら、友達を何体か出して全部任せ、自分はかわいい猫の像として立っていればいい。とはいえ、危険な画面で石化するのは死刑宣告に等しいので、石になる前にテレポートの巻物を読むか無力化の薬を飲むこと。
戦力を素早く補充するため、魔力再生の護符を優先してつけよう。2 番手は再生、3 番手は反射、4 番手は軽業師、5 番手は信仰(役に立たない。神々の末裔なら「あなたは自信がみなぎるのを感じた」のようなメッセージが出るが、フェリッドにはそんなメッセージはない。すでに自信が最大だからだ)、そして守護霊が最悪の選択肢だ(一歩踏み外しただけで召喚した仲間をすべて使えなくなるのをお楽しみに)。万が一、生命力の護符を見つけたら、おめでとう、あなたはゲームに勝った。フェリッドにとってはえげつないほど強力だ。
指輪なら、知力+6 が望みうる最高のもので、ほかのどれよりも上だ。それ以外では、魔術の指輪は大呪文を早く唱えられるようにしてくれるし、魔力の指輪はへばるまでにほかの次元からもっと多くの無垢な者をさらう力をくれる。中〜高レベルの呪文を使えるようにしたいなら前者、そうでなければ後者を取ろう。どれも見つかっていなければ、毒耐性はいつでも役に立つし、護りはあなたの哀れな AC をはっきりわかるほど上げてくれるし、躱し身/器用+6 は大きな一撃をいくらか減らしてくれる。耐火は、あなたがたの中のうっかり者を、ゴーレムの不慮の事故から救ってくれる。生命力保護は今のところほぼ完全に役に立たない。炎の指輪と氷の指輪をつけていると、それぞれ霜ドレイクとリンドヴルムに殺されるが、ある属性への耐性が急いで必要なときはつけ替えてもいい(そのあと外すのを忘れないこと)。ほかの指輪はどれも並の品で、ほぼどれでも同じだ。
何より大事な耐性、r慢心を必ず身につけておこう! ヤクの群れが稲妻の矢で 3 ターンで死ぬのを見て、あの性悪なヴォールトの狂暴化した殺人蜂 16 匹で同じ実験をしてみたくなるかもしれない。こらえよう。移動の速さを使って狭い所まで行き、渦巻の破壊的な一撃に並ぶよう敵を誘い込むこと。サボテンの巨人とドライアドで固めていても、階段を下りて敵が 20 体見えたのに退かず、呪文を片っ端から並べようとすれば生き残れない。慎重に、一度に相手にする敵は 8 体までにして、小さな群れから狙い、どの下り階段も毒と鋭い牙の破滅に通じているなら脱出ハッチも考えよう。
獣の棲み処では危険なユニークに出会うことがある。とくにウルグ、ファンナール、ガストロノク、ネッソスは、何が起きたか気づく前にあなたを葬りかねない。それぞれへの対抗策は、ウルグには反射の護符、ファンナールには耐冷の指輪、ガストロノクには静寂の巻物、ネッソスには変化のワンド(あれば反射の護符も)だ。対抗策を持っているなら使ってから、忠実な友達を相手にその気概を試させてやればいいが、持っていないなら「x」「e」で注意対象を設定し、獣の棲み処:5 を制覇するまで戻ってこないこと。ガストロノクについては、こちらの節でいくつか戦い方を説明した。
緊急時には、瞬間移動、ゴルブリアの通り道、俊足の呪文を持っているかもしれないことを思い出そう! それに、獣の棲み処の生き物のほとんどは、うまく使った恐慌の巻物に抵抗できない(そして当然のごとく、小さな子猫から必死で逃げ出す)。テレポートの巻物は窮地を脱するのにいつでも役立つし、悩みの種が遠隔攻撃を使ってくるなら煙幕の巻物も助けになる。ゴザーグの水薬の陳情を使えば、新しい召喚した仲間の一団を繰り出してあの九つ首のヒドラをぶちのめすのに必要な、あとひと押しの力が手に入るかもしれないが、これは「やばい、詰んだ」リストの最後から 2 番目の選択肢にすべきだ。瞬間移動の巻物はとても強力だが珍しく、命を犠牲にする前の最後の手段にすべきだ。
時間制限つきの火山への門を見つけたら、とても危険なうえに、あなたが実際に使える戦利品はほとんどないことに注意してほしい。のぞきに入ってもいいが、赤い服を着たり赤い肌をしたりした敵が見えた瞬間に、出ていく時だ。今すぐに。「でもサボテンで倒せるし」はなし。だめだ。出ろ。氷の洞穴はフェリッドにとって死の罠で、決して、絶対に挑んではいけない。入ることさえしないこと。試練場の難しさは中の敵しだいだ。三位一体の呪文、大呪文、変身、あるいは地図帳そのものが入った貴重な本が見えたなら運試しをすすめるが、そうでなければ、ドライアドの召喚もたぶん使えない窮屈な場所でアビスの敵と戦う価値はない。試練場の中身は、階をすべて自動探索してから「@」を入れて Ctrl-F で検索すれば調べられる。試練場の中のアイテムがすべて一覧に出る。
試練場に挑むと決めたなら、幻影の鏡を見つけていれば持っていくのは名案だ! ミノタウロスの邪悪な双子はちょっとした猫派で、本物のミノタウロスを投げ槍で喜んで八つ裂きにし、戦利品の隠し場所への道をあけてくれる。転送装置の門に飛び込む前に、あらかじめ友達で周りを固めておけることも忘れずに。喜んでついてきてくれる。
天井システムなどない
獣の棲み処:1 と獣の棲み処:3 では、ゴザーグのガチャを回す時だ。ちょっと変わっているのは、引き当てるのが日本の嫁キャラではなく、現実を砕く呪文だという点だ。「a」を押して「商人の誘致」を選び、ゴザーグのガチャのルートボックスを開けよう。本屋が最高で、三位一体の呪文、大呪文、変身、あるいは地図帳そのものが出てくる望みがある。序列は、本 > 装身具 > 巻物 > 薬 > 雑貨屋 > 骨董屋だ。ルートボックスは獣の棲み処:1 と獣の棲み処:3 で 1 つずつ、合計 2 つだけ開けること。金貨が足りなければ(たぶん水薬の陳情を使ったか、前の店で面白いアイテムを買ったせいだ)、足りるようになったらすぐ開けよう。地図帳かその呪文が手に入ったら、該当する節を見て、そこに書いた指示に従おう。本屋では、目当ての垂涎の呪文が入っていないか、本を 1 冊残らず調べること。
選択肢の見極め
万が一、とても珍しい経験の薬を見つけるほど幸運な猫の一匹になったら、まだ命が 2 つあるなら飲んではいけない! 待って、最近死んだときにだけこのうれしい飲み物を口にしよう。そうすれば、もらえる経験値が失った命を取り戻す分に数えられる。忘れているかもしれないので書いておくと、「E」を押せば次の命までどれだけレベルを上げればいいかがわかる。「%」を押すと、今いくつ命があるかがポップアップの右上に出る。
獣の棲み処をすっかり制覇したら、レベル7の大呪文のどれかに向けて訓練していた場合、そろそろ唱えられる範囲に入り始めるかもしれない。ただし、おぞましきものの召喚とドラゴンの呼び声はまだかなり先だろう。変成術を学んでいたなら、変身の失敗率は今ごろ 50% かそれ以下になっているはずだ。呪文に恵まれなかったなら、戦闘と躱し身は守りに大きな差が出るくらいには十分上がっているはずだ。
獣の棲み処:5 の最後に、もう 1 つゴザーグのガチャのルートボックスを開けることをすすめる。それでもまともな呪文がないなら、旅の次の行き先、オークの坑道が、たぶんあなたを救うか、乱数神さまとの関係の悪さを理由にあなたを処刑するかのどちらかだ。猫は幸運の象徴のはずだと思っていたのだが。まあ、このガイドの最初で黒猫で遊ぶようすすめたのは私なのだが……うーん……
株式会社触手大暴れ(上級の呪文)
訓練を始めた時期によっては、これらはまだ唱えられないかもしれない。それでも、どんな次元をまたぐ恐怖をまもなくこの現実の次元に連れてくることになるのか、知っておくのは大事だと思う。くり返すが、失敗率の高い呪文で賭けをしないことを強くすすめる。召喚術の呪文の失敗は相変わらず危険だし、転位術の呪文の失敗は数ターンのあいだ一切移動できなくなる。名状しがたき恐怖の異形の触手にはたかれながら、前足を地面に縫いつけられているのは絶対に避けたい。読みたければ、今の手持ちに関係する段落だけ読めばいい。くり返すが、こうしたすごい追加を全部覚える余地を作るには、呪文詠唱を訓練し、忘却の巻物で用済みの呪文を消す必要があるかもしれない。
忘れないでほしい。まだ持っていない呪文のために「前もって」訓練してはいけない。手持ちをすべて上げきったなら、戦闘/躱し身か、それに次いで呪文詠唱を上げよう。訓練の順番はいつも覚えておくこと。
最初の呪文 > ドライアド/サボテン/バイパーのうち少なくとも 1 つ(代わりに邪悪なる通り道でもよい) > レベル6/7 の変身の呪文 1 つ(変身を手に入れたら、次は多重攻撃と徒手格闘) > レベル7以上の召喚術 > ほかの呪文。
前の段階の書庫にあるものをすべて身につけるまでは、別の分類の訓練に移ってはいけない。手持ちをすべて上げきったなら、戦闘/躱し身か、それに次いで呪文詠唱を上げよう。
大呪文
当初のゲームプランの延長線上にあって、特別な友達を仲間に加えてくれる呪文たち。
邪悪なる通り道(レベル7 転位術/召喚術): 見事な呪文で、ドライアドの召喚とそう違わない。こちらも開けた場所が必要だ(通路では唱えられない)。両方持っているなら、できれば邪悪なる通り道をドライアドの召喚より先に唱えること。木が場所をふさいで、門を呼べなくなることがある。門は最初、あなたからかなり離れたところに現れるので、緊急の援軍ではなく、戦いの口火を切るのに使うのがいちばんだ。数ターンすると、とても長い触手がゆっくり突き出てきて、物珍しそうに周りの世界をつつき始める。その軽いひと突きがとてつもないダメージで、たぶんすべての召喚術の呪文の中で最高だ。ゲーム全体を見ても、門と 1 対 1 で戦える生き物はごくわずかで、それも地獄やパンデモニウムの奥に閉じ込められている。欠点は、触手が門につながれたままで、かなり遅いことだ。なので、強力な敵を格下の召喚した仲間で引きつけておき、その背後でにょろにょろの破滅がゆっくり伸びていくようにするのがよいやり方だ。怒り狂った群れに追われながら門に向かって走り、斜めに通り抜けるのもいい。門は解放の宣誓が効かないので、軍勢を丸ごと召喚解除されたあとで「これでも弾いてみろ、にわかめ」と言ってやるのにも、あの厄介な名状しがたき恐怖を刈り取るのにもいい。ちょっとしたひねりが一つだけある。呪文が切れると、触手があなたの敵に回るのだ。これは突然で予測できないので、門が出て 10 ターンほどたったら、門の近接攻撃の届く範囲に立ってはいけない。間違いなく二発で倒される。「Q」でこの呪文をセットしておけば、唱えるのに十分な広さがあるかどうかがサイドバーでわかる(文字に色がつく)。召喚術レベル15と転位術レベル16を目指して訓練しよう。同時に呼べる数の上限: 1。
ヒドラの召喚(レベル7 召喚術): 速さはふつうだが、大きなダメージを出す仲間だ。氷の獣やハウンドのような、もう通用しなくなった雑兵の一段上の位置づけだ。呪文の威力を積み上げるとヒドラの首が増え、ダメージ量も上がる。ほとんどの召喚術の呪文と違って同時に 2 体出せるし、刃物の武器を持った敵にはめっぽう強い。理由は、あなたが以前遊んだ、猫でない劣ったキャラクターの誰かが獣の棲み処で不幸な最期を遂げた原因と同じだ。群れ相手でもそれなりに働く。一部の首が敵を倒すと、まだ攻撃していない首が同じターンのうちに次の標的にダメージを向けるからだ。ただし、召喚の持続時間がとても短い。だいたい 9 ターンだ。つまりこれは召喚術の系統の「瞬間火力」の呪文で、近くの標的を素早く暗殺するのに使う。忍者ヒドラたちは、殺戮に目撃者が気づく前に跡形もなく消えるのだ。標的が遠くにいるときにこの爬虫類の恐怖を量産するのはおすすめしない。活躍できるのは 9 ターンほどしかないのだから。召喚術レベル16を目指して訓練しよう。同時に呼べる数の上限: 2。
怪物園の開場(レベル7 召喚術): いうなれば稲妻の渦巻の上位版だ。この呪文で呼ぶ生き物はどれもダメージのある遠隔攻撃を持ち、近接戦の腕もそこそこある。マンティコアとリンドヴルムはまずまずの兵士で、少なくとも、あなたと破滅を隔てる従者の山に体を積み増してくれる。呪文の威力が高いと、ときどきスフィンクスが出てくることもあり、強烈な弱体化の力でほかの友達を支えてくれる。とはいえ、召喚術レベル27でもスフィンクスはやや珍しいままなので、名簿に加えられるほかの候補に比べると、この呪文はそれほど見事なものではない。それでもレベル7の名に恥じない呪文ではあるので、呪文の枠に余裕があれば検討すべきだ。ヒドラの召喚よりは確実に上だ。召喚術レベル16で使えるようにしよう。同時に呼べる数の上限: 2。
招霊(レベル7 召喚術/死霊術): 「こいつは今すぐ死ね」の呪文だ。画面上のどの敵でも指さしてクリックすれば、その周りに死の影を集め始められる。このアンデッドの特殊部隊は時間厳守の精神にあふれていて、墓場の冷たい愛撫で消し去りたいその 1 体の標的の隣に、すぐさま現れる。ダメージ量はまあまあだが、狙われた犠牲者は群れに実質的に身動きを封じられ、毎ターン死にもの狂いでもがかされるうえに、レイスの攻撃で減速もする。この召喚した仲間たちはひたすら目標だけに集中し、ほかの誰にも目もくれない。群れが陰惨な仕事を終えると、それまで無視していたほかの敵を数ターンのあいだ何発か殴ってから、すぐに現実から消えていく。死霊術レベル12と召喚術レベル16を集めて、幽霊たちを動かそう。 同時に呼べる数の上限: 8。
魔火花の従者(レベル7 妖術/召喚術): この一覧でいちばん変な呪文だ。フェリッドがそれほど得意でもないまったく別の分野のスキルをたっぷり上げる必要があるので、戦闘向きの変身を見つけていたら私はこれには手を出さない。とはいえ、純粋な召喚術師の道を選んだなら、この手間のかかる投資を検討して、その恐ろしく強い力を目の当たりにするのもいい。これまでに集めた小さな民兵と違って、従者は決して近接攻撃をせず、代わりにあなたが覚えていて、しかも失敗率が 50% 未満の破壊的な呪文を 1 つ写し取る。従者に持たせられるものはいろいろある。火球、稲妻の矢、凍気の雲……。だが従者を召喚する本当の理由は、銃を持たせることにある。その名は鉄塊の矢だ。魔火花の従者を狙うのは、鉄塊の矢も見つけている場合だけにすることを強くすすめる。理想を言えば、純粋な召喚術師としてすでに石像に向けて訓練していて、この呪文を強くするための地の魔術もいくらか上げてあるといい。この呪文を使いたいなら、呪文の枠を 13 空けておき、鉄塊の矢の失敗率を 50% 未満にしてから(失敗率は (M) の呪文を覚える画面で確かめられる)、魔火花の従者と鉄塊の矢を同時に覚えること。自分専用の銃で人を撃とうとしてはいけない。あなたには引き金を扱う規律がまるでないので、間違いなく顔の前で暴発する。鉄塊の矢がちょうどいい 49% に届いたらすぐ訓練をやめて、呪文は使えない状態のまま一覧で腐らせておこう。汚れ仕事は専属のボディガードを信じて任せればいい。だいたいの目安として、このエンジンを回すには地の魔術レベル8、妖術レベル12、召喚術レベル16が必要だと言っていいだろう。もっとも、指輪の魔術のボーナスがあればとくに助かる。
おぞましきものの召喚(レベル8 召喚術): 肉の盾といえばこれだ。ダメージはとくに素晴らしいわけではない。もっとも、触手の化け物は締めつけの能力で、肋骨を砕くなかなかのダメージを出せる。だがこの呪文を唱える本当の理由は、粘液まみれの付属肢でがっしりと温かく抱きしめてくれるタフな部隊で身を囲むことだ。召喚の上限は 8 で、もろく無防備な体をちょうどすっかり囲めるだけの数だ。完全に守られるには 2 回唱える必要があるかもしれないし、戦いが進んで抱っこの穴が妖術と剣の連撃で破られ始めたら唱え直そう。唱えるたびに小さな確率で知力が 1 点吸い取られるが、経験値を少し稼げばすぐに戻るし、ほぼ雰囲気のための効果にすぎない……ほぼ、だが。迷宮で出会う魂すべてへの挨拶代わりに異界の怪物を呼んではいけない。気づけば知力が 3(私の客観的に正しい助言を無視したなら、プレイヤーであるあなた自身の現実の能力値にかなり近い)になって、呪文がひとつも唱えられなくなっている。ありがたいことに、死ねば能力値は元の値に戻る。この呪文を唱えようと考えるだけでも、召喚術レベル19は覚悟しておこう。 同時に呼べる数の上限: 8。
ドラゴンの呼び声(レベル9 召喚術): 大物中の大物、これまで積み上げてきたものすべての頂点、大当たりの鉱脈、手短に言えば、ゲームを勝たせる呪文だ。3 ルーンのゲームで、ドラゴンの風呂に浸かって生き残れるものの完全な一覧を挙げよう。 - 以上だ。これは純粋な攻めの呪文で、敵の隣に仲間を出すので、すぐに戦いに加わらせられる。表示のコストは MP 9 だが、実際のコストはもっとずっと高い。ドラゴンを 1 体呼ぶごとに、MP が 2〜3 余分に消費される。これは呪文が切れるか MP が尽きるまで続く。魔力再生の護符をつける大きな理由のひとつがこれで、MP が途切れなく補給されれば、竜の半次元の住人を延々と送り出し続けられる。この呪文は、唱えたあとであなたが沈黙させられても、ドラゴンを呼び続ける。静寂の呪文とすばらしく相性がいいわけだ。このビルドで延長戦の終盤まで行くなら、使うのはほぼこの呪文とおぞましきものの召喚だけ、それに高威力の変成術と、場を支配するためにときどき邪悪なる通り道/ドライアドの召喚、ということになるだろう。唱えられる範囲に入るのはたぶん 2 つ目の S 分岐か、宝物庫に入ってからだろうが、いったん使えるようになれば、負けるほうが難しい。残念ながら、この呪文が見つかることはとても珍しい。召喚術の最高峰なので、召喚術レベル24に届くまでは唱えることを夢見るのもやめておこう。 同時に呼べる数の上限: 呪文が続くかぎり、そして MP があるかぎり。最後にドラゴンが 10 体いるのも珍しくない。
変身の呪文となかまたち
肉体の弱さを捨て、か弱い定命の身を超えて昇華しよう。ゲームのどこかで 3 つの変身のどれかを手に入れることを強くすすめる(くり返すが、私のお気に入りは嵐化だ)。多重攻撃と徒手格闘のスキルを組み合わせて、ゲームを支配しよう! 変身の呪文はどれも、変身中はボーナスの足の速さがなくなることに注意。近接攻撃しかしない敵から逃げる必要があるなら、「a」の能力メニューで変身を解こう。
嵐化(レベル7 変成術/風): 動き回りやすく、なぎ払い攻撃ができ、電撃のブランドがつき、回避もすこぶる高い強力な変身で、飛んでくるものを何もかも躱しながら、とてつもないダメージを叩き出す。矢、投げ槍、命取りの属性の矢、DCSS を遊ぶことでほったらかしにしている責任。ほぼ何も届かない! 当たった攻撃が積み重なればいずれ痛手になるが、だからこそ召喚した仲間を使うのだ! 面白いのは、この呪文でただで使えるようになる雷化の能力が、敵味方を問わずどの生き物のところへも瞬間移動できることだ。つまり、召喚した仲間の群れを出し、勇ましい戦いの先陣を切り、傷ついたら後方へ瞬間移動して戻ればいい。その途中で忠実な社員を 1 体むごたらしく感電させるが(彼らは気にしない。猫の支配者に仕えると思うと従順で熱心になるあまり、相変わらず言うことを聞く)。あとは軍勢の後ろで回復して、またの電撃の大暴れに備えるだけだ。ただし、この戦法を邪悪なる通り道相手に試さないでほしい。あれはほかの連中ほど……おとなしくないのだ。嵐化は、下のほかの 2 つの変身と違って、呪文の威力でものすごく伸びる。使うと決めたなら、知力と変成術と風の魔術のスキルをできるだけ積み上げたくなるだろう。雷化はすばらしい戦術の道具だ。ディスメノスの影歩きと実質同じ動きをするのに、完全にただで使える。逃げるのに使い、仕掛けるのに使い、とにかく使えるだけ使おう! よければ、「a」のメニューで雷化の横に出る文字を控えておこう。仮に「f」だとする。Ctrl-D でマクロを設定し、好きなキー(私はスペースが好きだ)に割り当てて、「af」と書く。「f」はあなたのゲームで出た文字に置き換えること。これでスペース(か割り当てたキー)を押せば、すぐに雷化できる! ちなみに雷化は電撃に耐性のある生き物にも使える。自動では狙ってくれないかもしれないが、カーソルをそちらへ動かせば、ダメージは出ないものの瞬間移動はできる。多重攻撃と人狼の血と十分な徒手格闘をそろえて、ジーヴァを信仰するようになれば、ゲームの手ごたえはすっかりなくなり、もう召喚した仲間に頼る必要すらなくなる。あるのはただ、「o」と「p」を千回押す猛攻だけだ。ああ、それと最後に、残念ながら嵐化中はフェリッドの足の速さがなくなり、移動の遅延がふつうになることを忘れずに。この呪文には変成術と風の魔術のレベル16が必要だ。
石像(レベル6 変成術/地): うーん。この呪文はあまり好きではないが、効果があることは否定できない。簡単に言えば「タンク」の呪文で、ずっと減速状態に耐えるのと引き換えに、守りを大幅に上げる。ここでも召喚した仲間と相性がいい。あなたはのろのろした庭の置物かもしれないが、敵をめった打ちにしている触手はとても、とても生き生きとした生身で、この遅さに悩まされることはない。この変身は「退屈だが実用的」の見本のようなもので、唯一の救いは、この呪文を使ったときのフェリッドの見た目がとてもかわいいことだ。言っておくと、これはすばらしい「つなぎ」の呪文だ。このガイドで勧めている 3 つの変身の呪文のうちこれしか持っていないなら、変成術レベル12と地の魔術レベル7(知力+6 や魔術の指輪があれば 1〜2 レベル少なくてもいい)を目指して訓練しよう。長いあいだ、もしかするとついに嵐化に恵まれるまで、あなたを引っぱってくれる。リーの瞬間解体術を使う敵が近くにいるときに石像になってはいけない。間違いなく一撃で倒される。
竜化(レベル7 変成術): ひとことで言えば、ガラスの大砲だ。この呪文を使うときにいちばん覚えておくべきことは、少なくとも rC++ がないかぎり、冷気の属性の攻撃で完全に消し飛ばされるということだ。それ以外の点では、飛んでくるほぼすべてに当たるのと引き換えに、1 体を狙う近接攻撃でとんでもない火力が出る。ブレスを使うのを忘れずに。ただだ! 結局のところ、この変身でいるほうが、AC 3 の子猫モードよりはましなので、従者と並んで戦い、まずくなったら退くことを考えよう。ゴルブリアの通り道と瞬間移動は、獣の棲み処のためだけのものではない! この呪文には変成術レベル16が必要だ。
多重攻撃(レベル5 転位術(0.30 ではレベル4)): 変身を使えるようにしている場合だけ。変成術の呪文ではないが……嵐化と一緒に手に入ればゲームを勝たせる呪文で、この節で挙げた格下の石像や竜化と組み合わせても十分に効く。そう、このガイドはまるごと、あなたに多重攻撃のコンボを遊ばせるための壮大な策略だったのだ。純粋な召喚術でも十分やっていけるが、非ユークリッド的な耳カキカキの威力にはとてもかなわない。この呪文を使うと、最大の射程から近接攻撃ができる。近接の定番ビルドを遊んだことがあるなら、長柄武器を使うようなものだと思えばいい。ただしその槍は長さが 3 メートルあり、時空を切り裂いて 4 体を同時に攻撃し、ゲームが投げつけてくるどんな難題もつまらないものにしてしまう。0.30 では対象が 2 体に弱体化されたが、MP のコストが下がったので、この呪文は今も「見送るには惜しすぎる」という立ち位置にある。徒手格闘のスキルがそこそこある(10 超)キャラクターが、嵐化か竜化の状態で MP バーが空になるまで多重攻撃を連打すれば、よほど混み合っていないかぎり、まず確実に画面を一掃できる。「Q」で多重攻撃をセットし、「p」で力を解き放とう。o と TAB は忘れよう。ここからは o と p の街だ。o と p、まさに OP(壊れ性能)である。問題はばかげた MP のコストで……そこはジーヴァが助けてくれる。このとんでもなくいい組み合わせについては、のちの章で扱う。この呪文をまともな威力にするには、転位術レベル15と徒手格闘レベル15がおすすめだ。変身なしでこの呪文を覚えてはいけない。
人狼の血(レベル2 変成術): 変身を使えるようにしていて、変身して戦っている場合だけ。そうなら、この呪文は極めて重要で、どの徒手格闘の戦士でも毎回手に入れるべきだ。犬の本部から盗み出された秘密の技術が、猫族みんなのお楽しみに解放された。この呪文は DCSS を SSS コンボを積み上げる格闘ゲームに変える。呪文の効果が続くあいだ、敵を倒すたびに殺戮が +1 され、最大 9 まで重なる。近接攻撃で敵を倒すと少し回復することもある(HP バーが太陽ほど大きい人型の連中には取るに足らないが、あなたの場合は本当にありがたい)。呪文のレベルの低さにだまされてはいけない。瞬間移動と同じく、迷宮からその先のあらゆる場所まで、いつでも役に立つ。戦闘のたびに変身に加えてこれを唱えるのは面倒かもしれないが(変身はできれば嵐化がいい。この呪文と組み合わせたなぎ払いは本当に見事だ)、Ctrl-D でマクロを設定すれば楽になる。上級者なら、入力欄に「zfzb」のように書いて、変身と人狼の血を一度に唱えるマクロを組むこともできる。敵がひしめくゲームの後半では 9 体倒すのはとても簡単で、痛い人狼ごっこで大騒ぎする代わりに、実質ただでダメージが手に入る。気にすることはない。稲妻の肉球が打ち鳴らす音が、騒ぎをかき消してくれる。訓練しなくても唱えられる。
ヴィーの電撃突進(0.30 のみ - レベル3 風/転位術): 雷化は好きか? 雷化にもっと雷化を足したいか? あなたが私と同類なら、脳内に同時にあふれるドーパミンの量は、ゲームの中のキャラクターが動く速さに正比例するはずだ。心配はいらない、軽業好きの猫の同志よ。ヴィーの電撃突進があれば、MP 3 というわずかなコストで、4 マス先までのどの敵にも突進できる。雷化とはいくつか根本的な違いがある。まず、最後のダメージは純粋な電撃ではなく、強化された近接攻撃で、多重攻撃と違って嵐化のなぎ払いの効果も発動する。次に、突進の進路にいる敵は「止められない力が、とても動かしやすい物体と出会う」ことの正確な意味を知ることになり、体重に関係なく、やすやすと進路からはじき飛ばされる。この呪文は機動力のために使うことをすすめる。たとえば、とてつもなく高いダメージを出す近接の敵の間合いから逃れたり、いろいろな次元をまたぐ友達の列の後ろで高笑いしている危険な呪文の使い手や召喚術師に飛び込んだりするのだ。効率は度外視で極限まで楽しみたいなら、ヴィーの電撃突進とふつうの瞬間移動の呪文を交互に唱えて、DCSS をリアルタイムのローグライトのように見せてやろう。訓練しなくても唱えられる。
補助の呪文
手持ちに加えておくと、便利な小道具として役立つかもしれない呪文たち。
静寂(レベル5 呪術/風): かなり状況を選ぶ呪文で、自分の呪文もすべて使えなくなるので、気をつけないとこれで死にかねない。悪魔は秘術の力ではなく冥府の深みから力を引き出しているので、悪魔には効かない。だが、厄介な魔法使い(とくにあらゆる種類のリッチ、ミイラ、ドラコニアン、エルフ)は、壊滅的な妖術の代わりにひ弱な腕で触手の群れと戦わされ、「口がない、それでも叫ばねばならない」状態になる。静寂は全戦力を送り出してから唱えることを忘れずに。失敗したら、無力化の薬を飲めば静寂を早めに止められる! 敵に静寂が効くかどうかは、調べればすぐわかる。これは大事だ。魔法が使えるものが、黙らせれば無力になるとは限らないからだ。炎の球体がいい(そして恐ろしい)例で、壊滅的な呪文の燃料に、音ではなく純粋な DCSS 開発者のサディズムを使っている。これをエルフの大広間に持っていけば、もう水晶の槍に串刺しにされる心配はない! 訓練しなくても唱えられる。
転送(レベル6 転位術): 足を速くする薬をどれだけ血管に流し込んでも食らいついてくる、ターボ加速した近接の野郎に何度もはたかれたことはないだろうか? 私はある! 転送はこういう状況への究極の答えだ。あなたから 2 マス以内のモンスターをすべて取り除く。意志力しだいで、マップのどこかへ吹き飛ばすか、ときには少し離れたところに置くだけになる。混み合った階段や、待ち伏せしていた厄介な歓迎会こそ転送の使いどころだ。私と違って、持っていることを忘れずに! これには転位術レベル12が必要だが、もう届いているかもしれない。
マクスウェルの容量結合(レベル8 風): 文字どおり無限のダメージを出す、ひどく退屈な呪文だ。ナメクジからコキュートスの王アンテウスまで、何でも一撃で倒す。ひねりは、呪文が終わった時点でいちばん近くにいる敵にしか当たらないことで、だからどんな種類の召喚術師相手でもまったく役に立たない。手下に充電を無駄遣いさせられるからだ。この呪文を唱え終えるには、数ターン「.」で待たなければならない。ほかのキャラクターならたいてい死刑宣告だが、召喚術師なら、大技のとどめを準備しているあいだ、仲間に安定したダメージを出させながら壁の陰に隠れていればいい。炎の球体や危険なユニークのような、ゲームの超厄介者に使おう。これは終盤の呪文で、深層に着いた嵐化の使い手だけが使う。風の魔術レベル18が必要だ。
ヤーラの強制魔法解除術(レベル5 変成術/呪術): リーの瞬間解体術の、岩ではなく魔法版のようなものだ。見たところ、呪術を専門にしていない者にはかなり役に立たなさそうだが……だまされてはいけない。魔法が使えるキャラクターなら誰でも持っておきたい優れた道具だ。DCSS の敵のとても多くが、自分を強化してあなたを倒しにくる(加速と腕力強化はとくによくある)。この簡単な打擲型の呪文を使えば、肉球でそいつらを指さして「却下」と言えるうえに、相手と隣にいる仲間にかなりのダメージを与えられる。敵の横に出る小さな状態のアイコンのほとんどは、ヤーラの燃料にできる。ただし、この呪文は自由市場の怒りと、そのせいで敵が受けるかもしれない強化には無力だ(ゴザーグを捨てた場合の話。これについては後で)。さらに、敵の召喚したもの(とサディストのあなたがた自身の召喚した仲間)は、状態の効果を受けていなくても、この呪文で必ず、何があろうと一撃で倒され、次元をまたいだ召喚をもてあそぶ愚かな生き物の上に、放射能を帯びた魔力の嵐となって炸裂する。召喚術師はあなただ。その称号を誰にも奪わせはしない。訓練しなくても唱えられる(変身を持っていれば)。
オゾクブの鎧(レベル3 氷): 極めて面倒でうっとうしいが、悲しいかな非常に効果のある防御の呪文だ。使うと AC に一定のボーナス、たいてい +10 くらいがつく……ただし一歩でも動いた瞬間に消える。つまり「理論上最適なフェリッド」は、戦闘のたびにこれを唱え、動く必要が出るまでその恩恵を悪用することになる。嵐化した大量カキカキ供給機なら、宝物庫の部屋の真ん中で雪だるまのようにじっと座り、ヤクトールの矢が氷の盾にカン、カン、カンと当たるのを聞いていられる。だが、このガイドを読んでいるあなたは「理論上最適なフェリッド」ではない。「実際にいかれたフェリッド」だ。この呪文を使ったら即座にかっこよさ -10 点だ。これを唱えたいほど情けないなら、氷の魔術をレベル5まで訓練しよう。
レダの流動術(レベル4 呪術/地): 手短に言うと、あなた自身のもの以外のすべての近接攻撃(飛んでいる敵や実体のない敵など、変な例外はある)が外れる確率が一律 +25% される。でぇもぉ……でもこれ、自分も遅くなるんでしょぉぉ!!1! どうでもいい。範囲内のほかのものは全部、もっと遅くなるのだから。この呪文で危ないのは、範囲の外の敵から矢や呪文を浴びせられることと、液状化した地面が半径 1 マスまで縮んで自分にしか効かなくなったときにまだ攻撃されていることくらいだ。ヴェフメットの信者や撃ちまくる術者は、払えない代償だとしてすぐにこの呪文を切り捨てるが、あなたの高い EV に加えて、どんな近接攻撃も(くり返すが、飛んでいるものと実体のない厄介者は除く)+25% の確率で外れるとなれば、無敵になったような気分が味わえる。これは宝物庫、深層、ゾットの領域でかけがえのないものだ。ドライアドの召喚と組み合わせれば泥の沼のできあがりだ。足取りが遅くなれば、それだけ長く枝と根にはたかれる! ただし、ほかの従者と一緒には使わないほうがいい。従者も目に泥水が入って攻撃の 4 分の 1 を外すようになる。これは高レベルの変身を持つ徒手格闘の戦士のための補助の呪文で、純粋な召喚術師向けではない。訓練しなくても唱えられる。
豚人間と銑鉄(オークの坑道)
獣の棲み処の次は、オークの坑道へ向かう時だ。まだなら入口が見つかるまで迷宮を片づけ、それから茶色の階段へ飛び込もう。入口はときどき……そこそこ刺激的なことがある。開けた場所で立ち往生しないようにして、囲まれない位置に移るためなら、ためらわず階段を離れよう。召喚術師は階段ダンスがとても苦手だ。とはいえ、もう失敗率 30% 以下の変身を持っているなら、階段の上で何回か賭けに唱えてみて(失敗するたびに休むこと。魔力汚染の状態をためすぎないように! 汚染が黄色になったら無力化の薬を使おう)、成功したら下りて、歓迎会に集まった愚か者どもを TAB で片っ端から片づけてもいい。ただし注意してほしい。赤い危険の四角がついたものは、ここで手を出してはいけない。エティン、オークの騎士、本当に運が悪ければ恐ろしいオークの族長までもが、オークの坑道:1 から出てくることがある。どれも開けた場所で引き回しながら渦巻に何度も撃たせれば倒れるはずだが、首筋に息を吹きかけさせることすら許してはいけない。オークは優しい愛撫で知られているわけではないのだ。
オークの坑道は緑あふれる自然の空間とは言いがたいが、それは何とかできる。ドライアドの召喚を持っているなら、広く開けた場所が多いので、ここでも大暴れしてくれる。同じ理由で、邪悪なる通り道をここで唱えるのも楽しい。オークの猛攻のおかげで、株式会社触手大暴れはたちまち利益を上げるだろう。
クロスボウを持った騎士や族長を見かけたら、心底恐れること。ツキマーの舞踏を持っているなら繰り出そう。持っていないなら、位置取りにとことん気をつけなければならない。召喚の巻物や胡蝶の召喚があれば使おう!
オークの坑道:2 は巨大な闘技場で、「ポップコーン」のような雑魚がものすごく大量にいて、ときどき本当に脅威になる脅威が混じる。オークの司祭と、その意地の悪いいとこ、オークの大司祭は、相変わらず危険だ。オークの魔道士もそれ以上に感じがいいわけではないが、少なくとも麻痺は猫の意志力で笑い飛ばせる。1 ターンで打擲や属性の矢を 3 発食らうのは避けたい。「t」「a」で、この歩く YASD どもに手下の攻撃を集中させよう。オークの坑道:2 には地形がいろいろあり、あらゆる種類のセントールがちりばめられているものはとくに片づけるのが危ない。煙幕の巻物、狭い所、曲がり角をたっぷり使おう。ほかにも、聖者ロカその人の目を引く地形がいくつかある。彼女とは、ひとりでいるときにしか決闘してはいけない。とりわけ愉快なヴォールトには、オーガが何十体もぎっしり詰まっている。たいていのキャラクターにとってはかなりの恐怖だが、あなたは笑い飛ばして、猫砂の粘土の粒を取り替えられるくらいの金貨を集めてしまう。
あなたがたの中でもっと運の悪い人は、アズラエル、いや「超級ターボ強化型メガ破滅オーク司祭」に出会うこともある。呪文のほとんどはまずまず常識的で、献身的な友達が受け止めてくれるが、一つだけ例外がある。天罰の招来だ。一撃で倒されることはないが、二発なら確実に倒されうるし、連発するのを止めるものは何もない。いちばん簡単な対処法は、透明化の薬をひと口飲んで、群れにできるだけ早く消すよう命令することだ。やつは冷気に弱いので、軍勢で倒しきれなかったときは、吹雪のワンドでたいてい HP バーの残りかすを吹き飛ばせる。静寂を使おうなどとは考えないこと。やつの呪文はすべて、猫への生々しく原初的な憎悪が燃えさかる炎の球となって具現化したものなのだから。
静寂の呪文や静寂の巻物を使うことを考えよう! オークの上流階級は皆、ベオの拳でも、悪魔でも、元素の怒りでもあなたを吹き飛ばせなくなる。聖者ロカでさえ、剣だけに頼らざるをえなくなる(念のため言っておくと、彼女は剣の使い方を心得ている)。
最後に、1 ターンで 4 連発の打擲を遠隔で浴びせてあなたを爆散させかねない巨大な群衆を前にしたら、焼き討ちの巻物を考えよう。「爆発」部門で高得点を叩き出すだけでなく、オーク 1 体をワンドか渦巻で倒すだけで、画面ごと一掃できる。もちろん、内なる炎のかかった敵 2 体以上に隣接しているなら、放火魔の気質は抑えること。爆発 1 回なら rF+ で耐えられる。
次元警察、ふたたび(解放の宣誓)
獣の棲み処を過ぎると、自分で召喚術の呪文を使う敵がありふれてくる。そいつらはあなたと和やかで友好的なゾッテモンバトルをする代わりに、ずるをして、解放の宣誓というとても意地の悪い能力で、あなたの軍勢を丸ごと召喚解除するほうを好む。召喚術を使う敵はみな、呪文の一覧に載っていなくても、これを唱えることがある。「t」「a」を使うときは、召喚術師を先に狙わせて、友達が少しでも長くあなたに仕えていられるようにしよう。おなじみの名状しがたき恐怖を除けば、最初に出会う解放の宣誓の使い手はオークの魔道士だが、この先、解放の宣誓の出どころはずっと増えていく。本当に危なくなったら、静寂の巻物を読むか、(上で説明した)静寂の呪文を唱えてみよう! 相手はゾッテモンの生き物同士がぶつかり合うのを、ただ眺めているしかなくなる! こうかは ばつぐんだ!
あるいは、ちょっと性格が悪いなら、ヤーラの強制魔法解除術を使って、敵の召喚術師が呼び出そうとするかわいいお友達を、ひとつ残らず相手の顔の前で放射能まみれの血しぶきとともに破裂させてもいい。それでもうまくいく。これでも宣誓してみろ、にわかめ。
選択肢の見極め 2.0
運よくとても早いうちに変身の研究を始められて、魔術や知力のボーナスも見つけていたなら、オークの坑道:2 でもときどき変身を唱えられるはずだ。嵐化なら、「a」(かスペースのマクロ)で魔道士、司祭、大司祭のところへ雷化しよう。ただし上位の脅威には近接攻撃をしないこと。代わりにゴーレム/渦巻か三位一体の呪文を使おう。変身の失敗率が 15% 以下になったら、変身が竜化か嵐化の場合は、変身のスキルと並行して徒手格闘の訓練を始める(目標 15)。石像でも徒手格闘は役に立つが、こちらはお好みでいい。後ろでどっしり構えて攻撃を受け止め、召喚した仲間に仕事を全部やらせてもかまわない。徒手格闘を訓練していて、多重攻撃も持っているなら、転位術も訓練する(目標 15)。
最初の呪文しかないままでも、渦巻だけで群れを叩きのめすには十分だ。ワーグ、騎士、族長にはときどきゴーレムを送ろう。
オークの坑道:2 のいちばん奥には、ルートボックス店が 4 軒ある。これまでの私の経験では、たいてい役に立たないが、運がよければ変身、地図帳、すごい呪文、獲得の巻物、少なくともいい消耗品のひとそろいが見つかるかもしれない。まだ大呪文も変身もひとつも見つかっていないなら、金が尽きるまでゴザーグのガチャのルートボックスを開けよう。そう、全部だ。小銭に情けは無用。ゴザーグのランキングのトップに立ちたいだろう? 財布の口を開けよう。それでも何も見つからず、最初の呪文のままだったら……うわあ。乱数神さまは与え、そして奪うものだというのはわかるが、本当に、うわあ。勇敢な渦巻、ハウンド、ゴーレムをそばに置いて、先へ進み続けよう。彼らは何があろうと、死ぬまであなたに仕えてくれる。次の階では幸運がほほえんでくれるかもしれない!
それ以外の場合は、オークの坑道の最後でルートボックスを 1 つ開けて、何かいいものが出ないか試してみることをすすめる。
オークの坑道を制覇し終えたら、迷宮の残りの階を慎重に片づけよう。セントールの戦士、ヤクトール、それにあらゆる種類の巨人にはとくに注意すること。どれもものすごく厄介だ。前の 2 つは、嵐化の使い手なら雷化で距離を詰められる。それ以外のキャラクターは、序盤のセントールの階層相応版として扱えばいいが、変化の手はそれほどよくは効かない。巨人は、その属性への耐性をくれる指輪をつけてから、召喚した仲間の洪水に沈めよう。召喚術師なら高レベルの脅威を消すのに招霊を使ってもいいが、三位一体の呪文をずらりと繰り出せば、たいていは片がつく。
命取りの景色(S 分岐)
くり返し言うが、石像、竜化、嵐化のどれかを見つけているなら、使えるようにしておくことを強くすすめる(このガイドのいち推しは、言うまでもなく最後のものだ)。「M」の呪文の書庫で腐らせたまま、まだ訓練を始めていないなら、できるだけ早く始めることを考えよう。
力不足なら、ここで死ぬ。ここでいう「力不足」とは、三位一体の呪文も大呪文も変身の呪文もひとつも持っていないことだ。ほかに何もなくても、ドライアドの召喚さえあれば、沼では驚くほど頼りになる。実際、視界内の木をすべて狂暴化させ、壁の近くにいるものを片っ端からめった打ちにしてくれる。スプリガンのドルイドも森を味方に呼べなくなる。森はもうあなたに仕えていて、植物の王国の怒りを総動員して、やつらの葉っぱの小さな体をひっぱたいているからだ。この呪文を持っていて、沼の分岐を引いたなら、ドライアドの召喚を絶対にたっぷり使おう。ほぼただでルーンが手に入る。
嵐化を唱えられる地図帳を持っているなら、ここは簡単なはずだ。とにかく嵐化か竜化を使えるようになっているなら、まだなら徒手格闘の訓練を始め、目標を 15 にする。石像の使い手はお好みでいい。
コンボ™(変身 + 多重攻撃)が使えるようになれば、変身中に多重攻撃を連打するだけで何でも倒せる。とくに嵐化はいかれていて、「p」を何回か押すだけでゲーム全体を転がしていける。それでだめなら雷化でとどめを刺し、それでもだめなら殴り殺せば解決するはずだ。嵐化は毒、締めつけ、石化にかからない(これが S 分岐の最大の脅威だ)。回避も高く、浅瀬の投げ槍の雨に対してはこれが決定的に大事だ。一度に数体ずつ、視界の端から多重攻撃で吹き飛ばして狙い撃ちにし、調子に乗りすぎず、ルーン 2 つを手に入れよう。ほかの変身の使い手も耐性をどっさり持っているので、攻略が大いにはかどる。とくに石像の使い手は徒手格闘すら必ずしもいらない。ばかげた守りを悪用しているあいだに、社員が仕事を全部やってくれる。
変身はないが、繰り出せる触手のひとそろいがあるなら、やはり大いに見込みはあるが、もっとゆっくり遊ぶ必要がある。
順番については、次の順に回ることをすすめる。蛇穴 > 沼 > 蜘蛛の穴ぐら > 浅瀬。ドライアドの召喚を持っていて沼が出ているなら例外で、蛇穴の代わりに沼から始めてもいい。蜘蛛の穴ぐらと浅瀬を引いたら運が悪いが、安心してほしい。4 つの分岐は、どれも同じくらいあなたを殺す力を持っている。
ほかにもいくつか小技を。
- S 分岐のどこかで、戦闘 15、躱し身 19 という目標に届くはずだ。届くまではオフにしないこと。あなたの(仮想の)命がかかっている。
- これらの分岐のどこかで混乱したり、ひどく毒に冒されたりしたら、すぐに治療の薬をひと口飲もう!
- くり返すが、ゲームのこの段階でも、氷の洞穴には決して、絶対に入ってはいけない。のぞき見もなし、欲張りもなし。間違いなくゲームが終わる。冗談ではない。
- 緊急時には、水薬の陳情があることを忘れずに! 本当にすばらしい非常ボタンだ。
- S 分岐の入口に残酷な歓迎会が待ち構えていたら、入り直す前に状態の効果をかけておこう。失敗率 50% くらいの危なっかしい変身があるなら、下りる前に階段の上で賭けに唱えてみるのも手だ。最悪でも癌のような腫瘍が 1 つか 2 つできるくらいで、それは突然変異の薬を何本か飲めば何とかなる。たとえば蜘蛛の穴ぐらの入口に陣取った電光蜂 3 匹に一撃で倒されるくらいなら、その価値はある。宝物庫:5 で使う特別な手を試してもいい。スピードの薬と知性の薬を飲み、使えるなら透明化の薬も飲んで、テレポートの巻物を読んでから下りる。新しい場所に着いたらすぐ、召喚した仲間で砦を築くのだ。あとは入口の恐ろしい待ち伏せまで、じわじわ戻っていけばいい!
- 最後に、各 S 分岐の 2 階に着いたら、ルートボックスを 1 つ開けることをすすめる。私はたいてい、2000 枚の金貨がかかる店になるまで店を買い、そこでやめる。S 分岐に入る前なら、店は 1 軒 1600〜1800 枚くらいのはずだ。今それよりずっと安いなら、呼び足りていないか、運がよすぎてゲームに勝つのに必要なものをもう全部持っているかのどちらかだ。
浅瀬
私の考えでは、S 分岐の中でここがいちばん難しい。怖がること。
まず、水棲の民の投槍兵と刺殺者を恐れることを覚えよう。運の悪い出目がいくつか続けば、このいじめっ子 2 種は HP バーを丸ごと Alt-F4 してくる。とくに投槍兵は本当に、本当に意地が悪い。投げ槍が友達を全員きれいに貫通してくるからだ。しかも変身中で、投げ槍が銀のブランドつきなら、銀の食器で食事をする狼男の気分を味わう覚悟をしよう。少なくとも透明なものは見えないので、薬(か水薬の陳情)が助けになる。反射の護符でときどき恐ろしい投げ槍を防げることもあるが、私なら魔力再生や再生の補給を 24 時間 365 日受けるほうを選ぶ。招霊もとてもよく効く。悪夢のような金切り声に囲まれていると、輝く金属の棒を恐ろしく正確に投げるのは難しくなりがちなのだ。
水棲の民の水占術師もそれ以上にましなわけではない。氷のダメージ、蒸気のダメージ、対フェリッドのダメージ。どこでそんな魔法を仕入れたのか見当もつかないが、師匠はあまり猫派ではなかったのだろう。射線に入っていて、5 ターン以内にそこから出られる(か、相手が消える)見込みがないなら、すぐに rF と rC の指輪を両方つけよう。耐性の薬でもいい。
ワニガメに気をつけよう。こいつはずる賢くも格下のいとこ(カミツキガメ)にそっくりなのに、脅威の度合いは 10 倍だ。招霊でもいいし、サボテンでもいいし、なんならゴーレムでもいい。だが、嵐化の使い手がやりたくなりがちな、名誉ある近接の決闘を挑もうものなら、平均余命が地面にめり込む覚悟をしておくこと。
最後に、水のニンフは、オークの司祭が嫉妬で青ざめるような反則級のメガ打擲を持っている。使えるのはあなたが水のマスにいるときだけだが、行く先々に水をまき散らし、階段まで覆って逃げ道をなくすことで、それを解決してくる。できるなら遠くから吹き飛ばそう。オーラに包まれるほど近づかれたら危険なので、単純だが強力な瞬間移動の呪文のような、位置を変える手段を使うこと。
誘引の薬の在庫があれば、とても役に立つ。周りに従者を寄せ集めていい肉の盾にしてくれるだけでなく、厄介な遠隔攻撃の脅威を、触手と大口と爪の詰め合わせの挽き肉機へ引きずり込んでくれる。ただし効果が長く続くので、水のニンフやワニガメまで引き寄せてしまうおそれがあり、そうなるとかなり命取りだ。
蜘蛛の穴ぐら
幽体蛾はこの分岐の看板の敵で、DCSS のコミュニティを恐怖に震え上がらせている。主な理由は、避けられない凝視で MP バーを一瞬で丸ごと消してくるからだ。ただ、DCSS のコミュニティには妖術や撃ちまくる呪文の愛好家も多いことに注意してほしい。礼儀正しい猫紳士であるあなたの、もっと繊細で知的な魔法は、唱えたターンだけで終わるものではない。触手は召喚したあともずっとうねり続けるし、稲妻は変身したあともずっとパチパチ鳴り続ける。それでも、いざとなれば透明化の薬で MP を吸い取る能力を止められる!
クリシボラは節足動物の世界の回復役なので、真っ先に狙うべきだ。2 匹に互いを回復し合わせて、星が死に絶えるまで足止めされてはいけない。いや、むしろあなたが死に絶えるまで、か。どちらが先に起きるか、だいたい見当はつく。
メリアイは迷宮の下層にいたときと同じくらい恐ろしいので、できるだけ速やかに対処すべきだ。唯一真なるふにふに肉球の種族の末裔を前にすると、その意志力はとてももろく、変化や魅了のワンド、苦悩に弱いことに注意しよう。
電光蜂は、要するに純粋な召喚術師を根絶やしにする任務を帯びて送り込まれた、地図帳の使者だ。変身(とくに石像/嵐化)があればずっと怖くなくなるが、生身の子猫なら……rElec のついたアーティファクトの装身具を見つけていれば理想的だが、それが無理なら、持てるすべてを使って倒すべき危険度の高い標的で、できれば大きな群れがいないところで相手にしたい。危険を減らすために耐性の薬も考えよう。
球体の蜘蛛は、同意もなしにドッジボールを挑んでくる、ひどくうっとうしい害虫だ。投げつけてくる不吉な紫の破壊の球体は、避けられない、とてつもないダメージを与えるので、何としても避けるべきだ。いちばん簡単な無力化の方法は、何かの生き物に代わりに球体を食らってもらうことだ。敵でもいいが、いちばん確実なのは召喚した仲間で、旅の最初に呼んでいたクワッカでさえ役に立つ! 雷化で球体を突き抜けるのも効果的だ。実際には球体を「通り抜けて」いるわけではないからだ。やっているあいだ、たぶんアニメの主人公みたいに見えている。簡単な瞬間移動の小技一発で命拾いすることもあるが、開けた場所では球体が追尾してくることに気をつけて、2 回目の瞬間移動の用意をしておくこと。
母蜘蛛はたちが悪く、ゾッテモンの対決を挑んでくるうえに、どくタイプの大ファンだ。ヤーラの強制魔法解除術が役に立つ。それ以外は、ここにいるのはほぼ近接攻撃だけの敵だ。ただし……
太陽の蛾は別だ。このちっぽけな厄介者は、ダメージがゼロか、あなたをこの世から消し去るかのどちらかで、その中間はない。いかにも無害そうに見えるのに、いきなり 1 匹だけで最大ダメージの光線を 2 発引いて二発であなたを倒してくるのだから、ものすごく腹が立つ。近接攻撃の届く距離まで行くつもりなら、すぐに倒す段取りをしておくことを強くすすめる。半径 1 マスの光輪のせいで、あなたへの攻撃がずっと当たりやすくなるからだ。
沼
浅瀬よりはましだが、簡単だとは思わないこと。もう一度くり返すが、この分岐でのドライアドの召喚は敵を根こそぎ蹴散らす。
バニップを恐れることを覚えるだろう。小さな、獣のような重戦車だ。ダメージの出目に桁をひとつ余分にくっつけたらしく、たいていとてつもないダメージを出すか、一撃であなたを倒しさえする。ただし攻撃の速さはとても鈍いので、魔導書から呼んだ志願者に壊滅的な噛みつきを無駄撃ちさせれば、隙だらけになる。
ゴライアスガエルとスプリガンの騎手は、どちらも離れたところから攻撃が届くので、ハルバードを持ったノールのサイバー強化版のようなものだ。召喚した仲間の群れで押しつぶそうとするときはこれを頭に入れておき、やつらがサボテンを無視して遠くからあなたを真っ二つにしているあいだに「.」を押していてはいけない。
沼ワームはほぼ無害だが、なぜか、まれに銛であなたを引き寄せて召喚した仲間のどれかにぶつけることに成功すると、あなたは蒸発する。位置取りに気をつけよう。従者の手を借りずに倒すか、あなたとワームのあいだに従者がいないようにすること。銛は友達をまっすぐ素通りしてくる。
あらゆる種類のヒドラは、水のマスでは速くなることをいつも忘れずに。周りに水があるとき、ヒドラからふつうに歩いて退いてはいけない。機会攻撃で間違いなく叩きのめされる。
ウィル・オ・ウィスプは、純粋な AC の能力値チェックだ。私の話をちゃんと聞いていたか、つまりできるだけ早く変身を手に入れたかを確かめるためだけに置かれているのだと思う。AC 3 の子猫なら、何も考えずに遠隔であなたを爆散させてくる。嵐化、石像、竜化のどれかなら、やつらが文字どおり何もできずに死ぬのを笑って眺めていればいい。運が悪くて変身の三位一体のどれも手に入らなかったなら、護りの指輪や耐火の指輪で固めるか、煙幕の巻物で狭い場所へおびき寄せよう。そこならずっと効果が薄くなり、撃ってきても従者がさえぎってくれる。
最後にエレイオノマは、IQ チェックだ。木に隣接させてはいけない。さもないと、ものすごいダメージの矢であなたを吹き飛ばし、あなたがどれだけ間抜けかを木のお友達にささやいて全回復し、仕事を仕上げて、あなたをキャラクター選択画面まで吹っ飛ばす。ドライアドの召喚を使っているときでも、木の壁から引き離してしまえば、ちょろい相手になる。
蛇穴
いちばん簡単な S 分岐だ! ちなみに、それは何の意味もない。ゲームのこのあたりは何をどうしても難しい。
サラマンダーの暴君は、炎味の新しいオークの司祭だ! 画面に 2 体以上いさせないようにし、rF+ の装身具をつけることを考えよう。くり返すが、指輪のつけ替えはとても速い。サラマンダーの秘伝者と見分けにくいこともあるが、暴君のほうがずっと濃い、深いオレンジ色をしている。
ナーガの達人射手は、たいていの遠隔攻撃の敵と同じく、フェリッドにとって悩みの種だ。曲がり角を使って近距離におびき寄せ、ただで撃たせる回数を減らそう。この射手は飛び道具をあなたのところへテレポートさせる力も持っているので、従者の壁の後ろに隠れるだけでは効かない。毒をもって毒を制す、いや、蛇をもって蛇を制すで、マナバイパーを使おう。時空をゆがめる能力を封じてくれる。
守護の大蛇は、「うわああ みんな周りにいる うわああ」という意地の悪い能力を持っている。これは嵐化の戦士にとってはむしろ好都合だ。ほかのキャラクターは、待ち伏せをかわすのに瞬間移動か転送を使いたくなるだろう。
電撃の大蛇は、嵐化/石像でないなら近接攻撃でひっかいてはいけない。原子炉千基分の力で間違いなく感電させられる。渦巻のような電撃の矢にも気をつけよう。変身がないなら rElec の指輪が助けになるかもしれないが、それが無理なら、蜘蛛の穴ぐらの電光蜂と同じように扱い、持てるすべてを使って倒すこと。くり返すが、電撃の大蛇とその仲間かもしれない連中との危険な戦いに巻き込まれたら、耐性の薬が助けになるかもしれない。
最後に、蛇穴には、速く動いて大きなダメージを出すことしか知らない敵がたくさんいる。サボテンの巨人の召喚があれば、ブラックマンバやふつうのナーガ/ナーガの戦士を通路で詰まらせて、棘だらけの破滅へ送り込むのは簡単だ。
大物たち
S 分岐のユニークはばかげている。とくにヴァシュニア、マーラ、ニコラは、そこにいるだけであなたのゲームを叩き壊しかねない。地図帳の門下生か、その半額版である竜化/石像なら、役に立つ道具を使って倒せるかもしれない。ヴァシュニアには雷化で距離を詰め(達人射手の仲間が周りにいないことを必ず確かめること)、マーラの分身はうまく狙った多重攻撃で片づけ、ニコラには視界の端からダメージを与えられる。ニコラに雷化してはいけない。間違いなく一撃で倒される。ただし、あなたが悪の天才で、静寂の巻物か静寂の呪文を繰り出すなら話は別で、その場合ニコラはリスクゼロで消し飛ぶ。召喚術師はマーラと戦おうとすらしてはいけない。従者を全員自分に向けられるのは、楽しい時間ではない。戦っているあいだ、ニコラはいつも視界の端に置いておくこと。近ければ近いほど、破滅も早くやってくる。
ユニークのジョーグルンと向き合うことになっても、次の 2 つのルールを守るかぎり、それほど危険ではない。壁の隣に立ってはいけない。石像になってはいけない。後者の場合は「a」の能力メニューで変身を解くこと。さもないと間違いなく二発で倒される。
ヴァシュニアについてもうひとこと。私はあいつが嫌いだ、大嫌いだ、そしてあなたもそうなる。召喚した仲間の壁でさえ救いにならない。一人称シューティングのチート使いみたいに、40 ダメージの矢を文字どおりあなたのところへテレポートさせてくるのだ。マナバイパーが呪文を封じてくれれば、ずっと扱いやすくなるし、扉を閉める、曲がり角で待つという定番のセントール対策もとてもよく効く。愉快なハメ技は、ずっと前に書いたように、脆弱の巻物を読んでとんでもない意志力を削り、ツキマーの舞踏で武器を取り上げて役立たずにしてしまうことだ。
S 分岐のほかのユニークはそれほどひどくない。ヤーラの強制魔法解除術を持っていればなおさらだ。とくにアステリオンは、この呪文を肉球に携えていれば、あっという間に倒れる。手下の処刑人どもを大鎌の刃の炸裂で吹き飛ばし、加速をかけ直そうとするたびに剥がしてやろう。ドナルドもそれほど運がいいわけではない。
嵐化の使い手へ。嵐化の失敗率が 1% になっていても、変成術と風の魔術がどちらもレベル16に届くまで上げ続けること。この呪文は最大限の献身を求めるが、信心深い者にはとてつもないダメージと守りで報いてくれる。多くの人は「使えるようにする」ところで止めてしまい、呪文の威力を情けない 33% のままにして、どうして自分の攻撃が静電気みたいなのかと首をひねるという過ちを犯す。この過ちを犯してはいけない。知力(ふつうの +6 の指輪でさえとんでもなく強い)、関係するスキル、それに万が一見つけたら賢者の指輪や大気の護符で力を上げ、肉球パンチの一発一発が小さな水力発電ダムのような威力になるまで続けよう。
ナイフ耳の連中と宙に浮くナイフ(エルフの大広間)
ここは完全に任意の場所だが、ボーナスの経験値のために少なくとも最初の 2 階は制覇することをすすめる。最初の 2 階については言うことはあまりない。ここの敵はほぼ遠隔攻撃ばかりなので、多重攻撃が天下を取る。召喚術師なら、招霊と、怪物園の開場やふつうの稲妻の渦巻のような遠隔の砲兵を楽しく使えるだろう。
この分岐を制覇しているうちにスキルの目標にすべて届いたら、戦闘と躱し身をオンにして、どちらも目標を 21 にする。多重攻撃の使い手は徒手格闘を目標 21 まで上げよう。
宙を舞う武器はとてもずる賢い生き物だ。床のアイテムに紛れがちで、見た目についた小さな音符のアイコンでしか見分けられない。まったく取るに足らないもの(+1 の神聖のトライデント)もあれば、破滅のもとになるもの(+9 の反魔法の処刑人の斧)もある。急いで戦いすぎず、相手のブランドと強化値を確かめること。強化値が +4 以上か、火炎、冷気、反魔法、加速、歪曲のブランドがついていたら、それは脅威だ。出会いうる中で最悪の種類は防御だ。あなたを三発で倒すくせに、武器のほうにはほぼ攻撃が当たらなくなる。ただしこの防御は攻撃を当てたときにしか発動しないので、遠くから倒そう。HP はとても低いが、ダメージ量はばかげていることがあり、ときには二発で倒される域に迫る。よければ、刃の広間(ルーンで封印された門があるので見分けられる)をのぞいて経験値を少し稼いでもいいが、本当に油断のならない場所だ。ある 1 秒には TAB を押しまくってダメージゼロだったのに、次の瞬間にはタイトル画面まで吹っ飛ばされる。相手が何かに注意すること! サボテンの巨人の召喚を手に入れていれば、これがやつらのクリプトナイトだ。巨大なキュウリ男が夢と希望の前に立ちはだかったら、宙に浮く剣にできることなど何ひとつない。
ここでは時間制限つきの門も見つかる! 魔術師の研究所はなかなかいい。ぜひ試してみてほしい。ただしドロクローエの墓とツキマーのアトリエは例外だ。これらに入ったら、すぐに出ること。不可能というわけでは決してないが、とても難しく、四つ足の体のせいでたぶん身につけられない戦利品のためにゲームを危険にさらす価値はない。バザールはいい。魔法の地図の巻物を読んで見つけよう。すぐに消えてしまうが、呪文がいくつかや、ビルドの最後の欠点を埋めてくれるいい装身具が見つかるかもしれない。
死の罠塩の荒野には行ってはいけない。死にたいと言っているようなものだ。「遠くの風の音」が聞こえても、考えることすらしないように。氷の洞穴よりさらにひどい。ふつうに階を片づけよう。誘惑に負けないよう、たどり着く前に門が消えてくれるのがいちばんだ。
エルフの大広間:3 には、子猫殺しの博士号を持ったいろいろな専門家がいる。ここの首席卒業生は次のとおり。
- 達人射手: ただで撃たせてはいけない。雷化で距離を詰めるか、おぞましきものの召喚で頼れる肉の盾を出そう。うぬぼれに惑わされないこと。矢が 5 本続けて脇をかすめていくのを見て、のどを鳴らしてあざ笑っていたら、次の瞬間には 1 発で HP の 50% を削られて、ヤマアラシ化しているかもしれない。
- 魔道士と大司祭: 天罰は痛い。隣にいると相手はためらう。自分ごと吹き飛ばすほどマゾではないのだ。とはいえ正直なところ、隣にいるということは、たぶんほかにもたくさんの連中のすぐそばにいるということで、それは悪い知らせだ。生身でもアンデッドでも魔法使いのご多分に漏れず、静寂、マナバイパー、空間をねじ曲げる稲妻の肉球に弱い。
- 破壊者: あなたの EV は高いので、たいていは外れる。だが外れなかったときは、痛っ。いちばんたちの悪い呪文は水晶槍だが、ありがたいことに射程が限られているので、前の 2 つとは逆に、距離を保とう。
- 剣豪: エルフだが、+99 の子猫殺しのダガーとロケットブースター付きのブーツを持っている。近接戦で張り合えるのは、徒手格闘が最低でも 10 レベルある強大な変身の達人くらいのもので、それでも危ない。召喚した仲間の壁を噛み破らせるか、多重攻撃を何発か食らわせれば、わりとあっさり倒れるはずだ。変身の呪文を持っていないととくに危険で、その場合はゴルブリアの通り道と転送を連発してずっと距離を保ちつつ、ときどき召喚を織り交ぜるようにしよう。ほかの敵がいるときに剣豪と殴り合ってはいけない。
- 精霊使い: 単体では怖くないが、大地の精霊をものすごく大量に呼び出すので、モンスターの一覧が画面からあふれる。ただし本人を倒せば、軍勢はすぐに全部消える。雷化、招霊、旋風の一撃で倒そう。氷の雲にさらされる時間はなるべく減らすこと。
達人射手と剣豪はツキマーの舞踏で武器を取り上げられるが、意志力が高いので難しい。その手でいくなら、脆弱の巻物を使うことを考えよう。
残りはそれほどひどくない。死の魔術師の呪文は怖くないが、倒れた仲間を生き返らせることができ、その仲間がたまたま極めて危険なものだと最悪だ。ありがたいことに、このいじめっ子どもはみな、エルフの大広間:3 のどこかにある大きな要塞に隠れていて、少人数ずつ相手にできる。最後のヴォールトに近づき、何体か志願者をおびき出し、始末し、休み、また戻る。これを群れが途切れるまでくり返す。飛び込んで一度に全員と戦い、勝てると思うのはとんでもなく愚かだ。
マナバイパーの召喚を持っていれば、ここでめざましい成果が出せる! 破壊者に反魔法の噛みつきを食らわせて、現実を砕く妖術の代わりにひ弱な腕を使わせるのはとても効果的だ。静寂の呪文(か巻物)も、とくに軍勢を繰り出したあとに使えば極めて効果的だが、何も召喚できず変身も唱えられないような窮地に自分を追い込まないこと。忘れずに。無力化の薬を飲めば、自分の静寂を解ける!
劣った人型と違って、ここであなたがアビスに追放されることはまずない。もし本当に追放されても、落ち着こう。多くのプレイヤーは真っ先に出口を探して斜めに歩き始めるが、このビルドではそうすべきではない。あなたには、召喚した仲間で小さな要塞を組み、四方から押し寄せる侵入者を撃退する力がある。ルゴヌに戦いの腕前を示せば、面倒なく出してもらえる。時間があれば、即席の闘技場のあちこちに散らばった金貨を拾うのもいいし、必要なだけ水薬の陳情や消耗品をためらわず連発しよう。アビスで死ぬのはとても望ましくない。この無限の狂気の次元の、同じくらい危険な別の場所で復活するだけだからだ。
鋼の打ち鳴らす音(宝物庫)
まだなら、戦闘と躱し身をオンにして、どちらも目標を 21 にする。多重攻撃の使い手は徒手格闘を目標 21 まで上げよう。
今ごろはたぶん地図帳(かその代わり)を研究しているはずだ。そうでないなら、敵が決してたどり着けないほど従者を山ほど抱えているか、苦戦しつつも必死の執念でどうにかここまで来たかのどちらかだ。もしかすると、あの恐るべきドラゴンの呼び声を持っているのかもしれない。
勝つのに地図帳は要らない。ドラゴンの呼び声か、ほかの大呪文の詰め合わせだけで十分なこともある。石像/竜化もそれだけで優秀だ。「純粋な」召喚術師で、ドラゴンの呼び声の失敗率が下がり始めているのが見えたなら、たとえ地図帳を見つけたばかりでも、たぶんそちらを唱えられるようにすることに集中すべきだ。地図帳に取りかかるのは、ドラゴンの呼び声がちゃんと使えるようになって(10% 未満)からでいい。
宝物庫:1〜4 は、ゲーム全体でいちばん簡単な場面のはずだ。地図帳のビルドを使っているなら、「o」と「p」を連打して、ときどき「TAB」を押すだけで、ほとんどストレスなくここを全部片づけられるはずだ。
もちろん冗談だ。ここは極めて危険だが、生き延びれば真の神格化が待っている。手短な助言をいくつか。
- 鉄縛の凍心者が見えたら、壁に隣接したマスに立ってはいけない。それが無理なら静寂にしよう。こいつらは極めて危険なので、甘く見てはいけない。
- 鉄縛の雷巨人が見えていて、石像か嵐化になっていないなら、隣にいるか、2 マス離れているようにしよう。それより遠いと、稲妻の矢が……天井から? 降ってくることになる。地図帳の使い手にはまったく関係ない。どうせ体が稲妻でできているからだ。石像の使い手も、庭の置物はあまり電気を通さないと知って安心していていい。一方で、やわな生身の猫と竜族は気をつけるべきだ。
- 鉄縛の招集者が招集の詠唱を始めたら(アイコンについた小さな赤い旗でわかる)、終わる前に消し去ってしまおう。さもないと、びっくりパーティーの主賓になる羽目になる。雷化は時間の節約に効果的だし、召喚術師ならうまく狙った招霊を使うか、戦略など忘れてドラゴンの呼び声で力ずくで消し飛ばしてもいい。ヤーラの強制魔法解除術があれば、おかしなことに、「招集中」の状態を解除したうえで、それを相手の顔の前で炸裂させられる。
- 宝物庫の警告者に印の呪いをかけられたら、いちばん近い上り階段から退いて、消えるまで休もう。階段が遠すぎて、階の半分はもう片づけてあるなら、そのまま戦い抜くことを考えてもいい。ただし、新しい階で印をつけられて階段に手が届かないなら(落とし穴の罠のあとに起こりうる)、無力化の薬で印を消せる(今の変身も解けるので気をつけて!)。
- 最後に、ここを支配する大ボス、宝物庫の監視者にも出会うかもしれない。扉や階段を封じる能力でいちばん知られているが、正直、そんなことはどうでもいい。あなたが気にすべきなのは、やつらの +99 のフェリッド殺しのグレイブだ。極めて慎重に。どう見ても開発者は、ダメージを計算するときに、本来入るはずのなかったサイコロを何個か余分に放り込んでいる。
ここには、そこそこ面白いユニークもいる。逆説の子猫パンチや、ドラゴン/幽霊の雨には耐えられないが、中には近距離の瞬間火力がとても高いものもいる。とくにフレデリック(と頼れる従者)、ジョリー、メナス、ボリス、ニコラとは距離を保つようにしよう。静寂はこの全員にてきめんに効く。ただし厄介者のメナスだけは別で、立場を逆転させて、あなたを沈黙させる側に回る。
薬で強化せずにメナスと殴り合ってはいけない。「神の御心のままに」と言い終わるより早く消し飛ばされる。
マーラはいつでも脅威だが、ここではもっと準備が整っているはずだ。手に負えなくなったら、つまり邪悪な双子の商売敵が、どこかで見たような気がするスタートアップ「株式会社仮足殲滅」を売り込もうとしてきたら、ただ退こう。いつでも後で戻ってこられるし、そのころにはマーラ本人を除いてすべて消えている。
これは常識だが、念のため……宝物庫:5 には行ってはいけない。のぞくのもだめだ。
経済改革(ジーヴァ)
高レベルの変成術の呪文と多重攻撃を組み合わせて使っていないなら、この節は飛ばそう。AC 3 の子猫として生き延びるだけでも十分大変なのに、狂暴化した敵を首筋に落とされる必要はない。この先どこかで地図帳(かその代わり)が使えるようになったら、この節に戻ってきてほしい。
「Ctrl-F」を押して「jiyva」で検索しても何も出てこないなら、決断を迫られる。そう、スライムの穴ぐらの最下層にはジーヴァの祭壇が必ずある。多重攻撃と雷化をしっかりそろえていれば最下層までたどり着ける(正直、この潜行に挑むのはとても楽しい)が、低いとはいえゼロではない確率で、そこでゲームが終わる。以前のゲームでスライムの穴ぐらに行ったことがあって、何が待っているか知っていれば、ずいぶん助かる。賭けに乗るなら、あなたは真の猫の侍者だ。この節の最後にある助言の段落を、ぜひ読んでほしい。この潜行は、宝物庫を制覇したあと、経験レベル18〜21くらいでやることをすすめる。そのころには危険の多くは取るに足らないものになっている。安全策を取りたいなら、このビルドを本当にすごいものにする要のピースが欠けることは覚えておこう。とはいえ、ゴザーグとその賄賂だけでも 3 ルーンのゲームには勝てる。
時空をねじ曲げる稲妻の速さの攻撃の達人で、スライムの神の祭壇を見つけている(たぶん獣の棲み処:5 か獣の棲み処:6)なら、横暴な資本主義に反旗を翻し、代わりにアナルコ・スライミズムを打ち立てることを強くすすめる。ゴザーグのままでも十分やっていけるが、地図帳の真の力を引き出したいなら、残念ながらその神格化はジーヴァのもとでしか成し遂げられない。
DCSS では神を捨てるのは大きなご法度だとよく言われる。まれな例外は、延長戦の終盤のために輝けるものに乗り換えることで、そのころにはキャラクターがあまりに強くなっていて、トログのトロルや巨人に埋もれてもそれほどひどいことにはならない。だが、ゴザーグの怒りはそれほど悪くない。ゲームのこの段階ならなおさらだ。ゴザーグのガチャのルートボックスから長い目で見て得られる恩恵を考えると、意外に思えるかもしれないが。怒りの中身は、次に出会う敵の一部に加速、狂暴化、腕力強化のどれかを配ることと、ときどき、あなたが薬を飲もうとするとターンを無駄にさせること(33% の確率)だ。もちろん、このガイドはこの怒りを受け入れやすくする手を使う。強化がアンデッドの敵にしかかからないようにすれば、いちばん危険な狂暴化は決して出てこない。地図帳のビルドかその代わりを使っているなら、資本主義があなたのほうへ投げつけてくる狂暴化した民間警備隊など、多重攻撃で折り紙の舟にしてしまえる。
金権政治に反旗を翻すタイミング
宝物庫を制覇し終えて、地下墓地へ向かうところなら、今がまさにその時だ。怒りは地下墓地:1 から地下墓地:3 まで続く(少しはみ出すが、そこまでで怒りの 80% は済んでいる)。これはかなり何とかなる。雑魚のアンデッドのいろいろ(マムシのゾンビに遭遇した。)は、神の注射でドーピングされても、脅威はたいして増えない。本当の脅威のほうはといえば、血が通っていないので殺意に満ちた狂暴化の怒りには陥れない。くり返すが、それこそがゴザーグの神罰でずば抜けて危険な部分なのだ! 多重攻撃 + 嵐化の態勢がしっかり整っていて、知力もそこそこ(この段階なら 33 以上あればいい)あるなら、地下墓地はゴザーグの怒りを燃やし尽くすのにうってつけの場所だと思う。
このかなり怪しげな行いをやり遂げるべき理由
その見返りはとてつもなく大きい。ジーヴァは HP と MP の両方にものすごい再生をくれるので、戦闘では無類の打たれ強さを誇り、大きな一撃を受けても数歩下がれば回復できる。たくさんの変異も授かる。さらなる再生、嵐化(とほかのすべての呪文)の威力の上昇、HP/MP の最大値の上昇、それに役に立つ耐性のいろいろだ。フェリッドにとっては受ける攻撃がすべて大きな一撃なので、上等なジェリーの召喚がただで次々と湧いて出る。自由市場の怒りを生き延びられれば、乗り換えに成功した時点で勝利はもらったも同然だ。これを書いている時点で、ジーヴァを信仰するフェリッドの召喚術師は、0.28 と 0.29 を合わせた 100 回以上のゲームで勝率がおよそ 45% あり(こちらとこちらを参照)、15 ルーンの勝利も何度も出ている。勝率 2〜3% がざらのゲームでだ。数字にうるさい方々も、これで納得してもらえればと思う! いや、私自身のゲームだけの話ではない。約束する。
この力に心がそそられるなら、この先 3〜4 階のあいだ危険が少し増すのと引き換えに、運試しをしてみることを強くすすめる。ジーヴァで遊んだことが一度もなくてもだ! 次の何回かの戦闘は慎重に進め、強化された敵を画面に長く居座らせないようにしよう。素早く吹き飛ばすこと。薬がいつでも 100% 当てにできるわけではないことは覚えておこう。とはいえ、難しい戦闘の前に、ひと口飲んで強化しておこうとしない理由にはならない。差し迫った緊急時には、回復を薬に頼ってはいけない(沈黙させられていて、ほかに手がない場合は別だ)。試すことすら、賭けることすらしないこと。間違いなく死ぬし、呪文か巻物を使わなかったことを間違いなく後悔する。怒りがあとどれだけ残っているかは、「?」「/」「G」「G」の順に押せば確かめられる。
乗り換えると決めたら、まずゴザーグのガチャのルートボックスで出た面白いアイテムを全部買ってしまい(乗り換えると、どれも期限切れになって使えなくなる。ただし自然に生成された店は残る)、スライムの穴ぐらに入ろう。中はすっかりおとなしく、危険はかけらもない。スライムの穴ぐら:5 まで行き、少し自動探索して、中央のスライムたちを闘技場のあちこちへ散らしておこう(中央のヴォールトの戦利品を確保して、信仰心 6* で戻ってきたときにすぐ溶かされないようにするためだ)。スライムの神はずいぶん長いあいだ知性あるものに構ってもらえていないので、あなたに会えて大喜びし、あなたが旅を再開すれば、神の好意はものすごい速さで上がっていく。
スライムの穴ぐらへの急降下(少し危ないが楽しく、成功すれば大きな見返りがある)
rCorr のついた装身具があれば身につけよう。見落としがないか、Ctrl-F を押して「rcorr」で検索しよう。このゲームにそういうものがなくても、耐性の薬が(少なくとも 3 本)あるなら、運試しをしてもいい。耐性の薬も rCorr の指輪もないなら、どうかあきらめてほしい。
単独のスライム、水銀のウーズ、名前に「眼球」がつくもの以外は、どれも強烈にはたいてくる。小さな緑の水たまりなら TAB で片づけてかまわない(なぎ払いのある嵐化がここでは大いに役立つ)が、酸のブロブ、3 体以上が合体したスライム、紺碧ジェリー、岩スライムとは、長々と近接戦をしてはいけない。ほどよい距離で見かけて、HP/MP が満タンで、階段の近くに立っているなら、たぶん多重攻撃で小学 1 年生のスライム作りの実験みたいにしてやれる。紺碧ジェリーはものすごい冷気ダメージを与えるので、居心地が悪いほど近づいてきたら rC+ の指輪につけ替えるのがおすすめだ。破滅の眼球は痛いこともあるが、雷化で簡単に飛びつける。ここで過ごす時間は最小限にしよう。肝心なのは次の下り階段まで潜ること、それも素早く潜ることだけだ(ゴルブリアの通り道/俊足で足を速めよう)。悪い変異はあまり気にしなくていい。スライムの神に遺伝子をいじってもらえば、ジーヴァが直してくれる。転送で道を切り開いたり、追い詰められたときに使ったりしよう。忘れずに。多重攻撃をひと通り浴びせれば危険な個体も 1 体なら倒せるが、倒したあとは隙だらけになるので、すぐに上の階へ退くこと。スライムの穴ぐら:5 への下り階段の上の階では、退却できるよう狭い範囲を片づけておこう。スライムの穴ぐら:5 は中央に向かって慎重に探索し、一度に数体ずつ相手にして、安全な距離から多重攻撃で片づけ、階段ダンスで上に戻って蓄えを補充する。ロイヤルジェリーが見えたら、スピードの薬とゴルブリアの通り道で中央へリーロイ・ジェンキンス突撃をかける時だ。ゴルブリアの通り道がなければ、スライムの穴ぐら:5 へ別の階段から入ってみてもいい。中央のヴォールトの壁が見えたら、ゴルブリアの通り道で中に入り、雷化/瞬間移動の巻物で祭壇まで行こう(ど真ん中にある)。祭壇の上に怒ったねばねばが居座ってどかないなら、転送を使うか倒すこと。乗り換えた瞬間、攻撃はすべて止まる。
ロイヤルジェリーを倒すとジーヴァも死んで、その神の祭壇がすべて消えてしまうので、ええと、それはやめよう。経済政策についての立場を考え直して、資本主義は最高だと思うようになったなら別だが。どのみちとても危険なゼリーの塊なので、ひっかこうとすらしないことをすすめる。こいつにマクスウェルの容量結合を使ってはいけない。画面が 999 体のぶっ壊れたジェリーであふれかえる。
スライムの穴ぐらについては、もっと下の「最後の錠前」の節でも助言を書いたが、そちらは力ずくでルーンをつかもうとする純粋な召喚術師向けだ。この分岐についての私の助言をもっと聞きたくてたまらないなら、そこで挙げた敵の種類について読んでもいい。
地下のゾンビ麻薬窟(地下墓地)
変身の呪文を持たない純粋な召喚術師なら、この節は飛ばそう。
あなたはこれから、果てしない苦しみと苦悶と忌まわしきものと死の霊廟へと潜っていく。いつもの一日だ。美しい毛並みが大事で、死をもたらす闇の魔法で腐って病気になるのを見たくないなら、せめて rN+ の手段を何か身につけておこう。
多重攻撃の使い手なら、ゴザーグを捨てるには今が絶好の時だ! 忘れずに。この下には血を一滴でも持つものはおらず、恐ろしい狂暴化の状態がかかることは決してない。
多重攻撃の威力は 100% になっていないかもしれない。だが 100% にしておきたい。そうすれば唱えるたびに、もふもふの火花の肉球(か格下の爪/石のミトン)で確実に 4 体(0.30 では 2 体だけ)を叩ける。あの輝かしい 3 桁の威力まで伸ばす必要がまだあるなら、転位術をまたオンにしよう。あと何レベル要るかははっきり言えない(知力しだいだ)が、ときどき確かめて、100% に届いたら転位術をオフにすること。ゲームの残りでは、スキルを最終目標まで上げよう。戦闘(目標 21)、躱し身(目標 21)、徒手格闘(目標 21)、呪文詠唱(目標 17)だ。どういうわけかそれも全部終えて、何を訓練すればいいかわからないなら、徒手格闘をさらに上げよう。上限の 27 までだ。
この地下遊園地への門は、宝物庫のどこかにある。不気味な乗り物は、さまざまなアンデッドの大品評会から始まる。ほとんどはまったく危険ではない(実のところ、地下墓地はほぼポップコーン工場だ)。だがそれは、本当の脅威が現れたときにあなたに油断させるための罠にすぎない。
その脅威とは次のとおり。
- 呪いの頭蓋骨: ほぼ無限に召喚を連発するのと、拷問で HP を一瞬で半分にするのが大好きだ。拷問で直接死ぬことはないが、小さなお友達の一団が喜んで仕事を仕上げてくれる。この骨の脅威は一刻も早く死なせなければならない。雷化/招霊/ドラゴンの呼び声は、やつらの軍勢を突き破るのに効果的だが、不意を突かれたら退こう。お友達はあなたと一緒に階段を上り下りできない。
- レヴナント: 火花のしっぽの先めがけて飛んでくる弾丸なら躱せるかもしれないが、呪われた者たちの悲鳴でできた不浄の爆発は躱せない。霊の火球は 100% 当たるし、痛い。ここでいうのは 30 ダメージくらいの話で、命取りの幽霊の粉塵の雲の中に立っているあいだは、毎ターン当たる可能性もある。レヴナントは打たれ弱いので、多重攻撃か雷化で一刻も早く吹き飛ばせば本当に得をするが、まっすぐ射線が通る状態で画面に残しておけば、あなたの鳴き声もすぐにあの呪われた嘆きの仲間入りだ。
- 涜神の従者: 単体ではそれほど危険ではない。マッハの速さで突っ込んできて、鞭でぴしゃりとやり、倒れるまで o と TAB で殴りかかってくる。1 体だけなら 1 対 1 で楽に勝てるが、ほかの敵に混じっていると、陰気なオーラの中に立っているあいだずっと命中率を下げられるので、雲行きが怪しくなってくる。ありがたいことに、この分岐のほかの連中はみなかなり鈍いので、従者を群れから引き離して(できればゴルブリアの通り道か雷化で)引き回せば、安全にその気概を試せる。いざというとき、この死の天使どもがヒルのように張りついてくるなら、転送で少し散らして、位置を立て直す時間を稼ごう。
- クフ王とミイラのお友達: ゲームを終わらせる相手……劣った人型にとっては。一方あなたは、あの包帯を爪とぎにする。見つけたばかりなら、マクスウェルの容量結合で反応される前に蒸発させられるが、昆虫の標本コレクションを見せびらかし始めたら、静寂で黙らせるか、ヤーラの強制魔法解除術で厄介な節足動物の群れを消し去る時だ。拷問を何発も食らったら、ジーヴァのたっぷりの再生で回復するまで、ゴルブリアの通り道で退こう(危険があまりないなら歩いてもいい。つまり HP を 17 より上に保てるなら、ということだ。それが打擲で死ぬ境目なのだ)。
- ジャガーノートのゾンビ: とても珍しいが、特に挙げておく。歩く死者のどれかがちょっと肉づきがよさそうに見えたら、油断せずにジャガーノートのゾンビでないか確かめよう。HP バーが感謝してくれる。もしそうなら……とにかく触らせないこと。お願いだから。たいていは攻撃を躱しやすいので大丈夫だが、一撃で倒されるのは決して楽しくない。
それ以外は、ジーヴァの力を得た地図帳のビルドなら(実際、地下墓地を探索するうちにスライムの神への信仰心がたまり始める)、ゴザーグの怒りの最中でも、この分岐はたいてい手ごわくない。ときどき、孫に会いに来るツアー中の深層のリッチが訪ねてくることがある。何より先に静寂を使おう。持っていなければ、破壊の爆裂球は召喚した仲間に食らわせ、串刺しにされないよう距離を保つこと。もっと刺激的な場面になったら、消耗品を使おう。
地下墓地:3 には太古の霊廟の入口がある。ゲーム全体でいちばん難しい分岐で、あらゆる種類のミイラがぎっしりだ。やつらは果てしない拷問の連打であなたの思い上がりを地面に叩きつけ、壁の間の死の罠であなたが復活してはまた死ぬのを高笑いで眺め、最後に「ようこそ、愚か者よ。あなたの種族を選んでください。」でお出迎えしてくれる。
だからこそ、地下墓地をすっかり制覇してから入ることをすすめるのだ。
ジェリーを連れてエジプトへ(太古の霊廟:1)
そう。本気だ。
ジーヴァを信仰していないなら、この節は飛ばそう。
心配はいらない。深く探索するのではなく、気軽なサファリツアーだ。ちょっと入って、かっこいいヒエログリフを見て、ちょっと出る。
こんなことをすすめる理由は、ジーヴァがだだっ広い開けた場所をとりわけ好むからだ。スライムの穴ぐらが少し手狭になってきて、新しい住まいを探しているのだと思う。ここでは信仰心が跳ね上がること請け合いだ。床のマスを明らかにすることがジーヴァの信用を得る方法で、この階は文字どおり巨大な駐車場なのだから。
外周を歩いて、中央の巨大な神殿の周りをぐるりと一周しよう。はぐれ者は見つけしだい多重攻撃で片づける。歩く爪とぎにしたミイラは、倒すと小さな確率で拷問を放って HP バーを吹き飛ばしてくる。慌てなくていい。これで死ぬことは決してないので、退いてジーヴァの再生で蓄えを補充しよう。
そのうちスフィンクスの一団に出会うが、多重攻撃を連打すれば数ターンで簡単に消せる。
ただし、中央の神殿に入ることは強くおすすめしない。ここに来る理由は、スライムの神の好意を ** 分稼ぐことと、ゴザーグの怒りの最後の残りを危険なしに燃やし尽くすことだけで、それ以上ではない。永遠の老人ホームの中のじいさまたちを起こしてしまい、うちの芝生から出ていけと言いながら入口からぞろぞろ出てきたら、本当に言うことを聞くべきだ。赤い服を着ていて「王族のミイラ」という名前ならなおさらだ。1 体がとくにしつこいなら、静寂を使って近接戦で消し飛ばすか、ヤーラの強制魔法解除術で虫のお友達を吹き飛ばしてもいい。死に際に放つ拷問の炸裂には気をつけること。
さらに、逃げるのにテレポートの巻物を当てにしてはいけない。たいていはうまくいくが、とても、とても不愉快な隠し部屋に出てしまう小さな確率がある。王族のミイラのお茶会だ。消化器官がないせいでお茶を飲めないことにたいそうご不満で、あなたを苦もなく 3 ターンで殺してうっぷんを晴らす。
外周をすっかり探索し終えたら、すぐに出て、二度と戻ってこないこと。
吹雪と硫黄(深層)
深層に入る前に、できれば耐性(rF+ と rC+)を所持品に入れておこう。よければ今のうちに身につけてもいい。器用+6 の指輪と取り替える価値はあるが、勝ち抜けの指輪(知力 +9、rN+++、魔術)と取り替える価値はない。判断は自分で。
I を 2 回押して、いろいろな呪文の威力を見てみよう。嵐化を使っていて、それが 40%〜66% なら上出来だ。40% より低いなら弱すぎで、たぶん何か間違えている(たとえば、私の一言一句を信じなかったとか)。どういうわけかもっと高いなら、あなたは地図帳の真の信者で、私からボーナス点を進呈しよう。ほかの変身の呪文の威力は、ほぼどうでもいい。
純粋な召喚術師へ: 呪文の威力はそれほど大事ではない。威力が上がって変わるのは、次元をまたぐ誘拐のたびに「当たり」の仲間が出やすくなる(マンティコアの代わりにスフィンクスなど)こと、ドラゴンの呼び声の持続時間が延びること、それに獣の棲み処で育てていたちっぽけなキュウリ畑の代わりに、アマゾンのジャングル並みの範囲の森を呼べるようになることくらいだ。ダメージ量はほぼ変わらないので、主な召喚術の呪文が唱えられる(失敗率 5% 未満)ようになったら、戦闘(目標 24)、呪文詠唱(目標 17)、躱し身(目標 24)をさらに上げるほうがいい。唱えられないなら、関係するスキルを訓練しよう。
ジーヴァについた多重攻撃の使い手にとって、深層は o と p と TAB のお祭りだ。ドラゴンの呼び声を持っている純粋な召喚術師にとっても、同じくらいかなり優しい。どちらでもないなら、邪悪なる通り道、ドライアドの召喚、そのほかこのガイドですすめた呪文でここでもそれなりに戦える。ただ、ドライアド/邪悪なる通り道/おぞましきもの(広い場所向け)や、サボテン/ヒドラ/怪物園(狭い通路向け)を繰り出すために、敵を開けた場所へ、あるいは狭い通路へと引き回す必要があるかもしれない。
ここで本当に脅威になるのは次の連中だ。
- 洞窟トロルの地術師: 壁の隣に立ってはいけない。1、2 回この言いつけを破るくらいならたいしたダメージにはならないが、この助言をまるきり無視するのは賢くない。機会を与えれば、あなたが命をひとつ失うまで、あなたを相手に本当にマインクラフトを始める。石像の使い手なら、こいつがいるときに石像になっていてはいけない。「a」の能力メニューで変身を解くこと。間違いなく二発で倒される。
- 巨人とタイタン: 近接攻撃でとてつもないダメージを出し、とんでもない懲罰の矢を撃ってくる。相手の属性に合わせて rF+ か rC+ を身につけ、多重攻撃/招霊/ドラゴンの呼び声で遠くから片づけるようにしよう。そうでなければ、部隊を丸ごと送り込んで後方にいるのでもいい。
- 女呪術師を含むあらゆる種類のスプリガン: 小さな体に似合わず、とてつもない近接ダメージ(狂戦士)か、ほぼ破れない鎧(守り手)か、打擲型のばかにならないダメージ(風術師)のどれかを持っている。女呪術師は呪術の名手のユニークだが、猫の意志力があればそれほど危険ではないはずだ。本当に心配なのは取り巻きのほうだ。どれも近接戦ではそれほどひどくない(狂暴化した狂戦士は別)ので、変身の使い手ならあまり苦労しないはずだ。
- リッチ: 水晶槍と破壊の爆裂球を持っていて、それに串刺しにされたり吹き飛ばされたりするのは愉快ではない。ここでは静寂が驚くほど効くが、そうでなければ、闇エルフの破壊者と同じく距離を保つのでもいい。
- ジャガーノート: かなり珍しいが、極めて危険だ。足が速く(あなたに追いつけるほど)、近接攻撃 1 発であなたを倒せるほどのダメージを持っている。ただし攻撃の速さは、そのあまりの遅さにケイブリアドスでさえ嫉妬で青ざめるほどだ。この貴重な一撃を不運な志願者のどれかに無駄撃ちさせてから、多重攻撃か従者の海に沈めよう。
- 皮剥げ幽霊: パニックを誘う。見たところ、あなたには手の打ちようのない打擲型のとてつもないダメージを与えてくるが、倒せば受けた痛みはすべてたちどころに癒える。優先して狙う標的だ。視界に長く居座るほど危険になっていく。
- ゴールドドラゴン: 大きく、筋骨たくましく、複数の属性のブレスを持っている。変身の使い手なら近接戦で切り刻めるが、1 体ずつ相手にするのがいちばんだ。狂暴化したら(たいてい憤怒せる蛾のせいだ)、逃げる時だ。
深層のユニークも、ちょっといかれている側のものがいる。多くはちょろい相手だが、次の連中にはとても気をつけること。
- グルン: このとりわけ臭いハイエナ人間には、他人との距離という概念がない。まず、長柄武器でつついてくるのが好きで、これは離れたところから届くうえにでっかいダメージを出す。だがそれは本当の脅威ではない。私ならむしろ手下に気をつける。忘却の猟犬は、あなたを犬の帝国の敵とすぐさま見抜いて、ゲームでも最悪の呪術のひとつをかけようとしてくる。生まれつき折れない意志力でもこれには無力だ。この呪いを受けると、不愉快な連中がどっさり、あなたのパーソナルスペースを無視して周りじゅうに湧き出し始める。ほとんどはよく鍛えた変身の使い手なら TAB で片づけられるが、ツィツィ……えーと……ツィツィミトルは、拷問と壊滅的な冷気と闇の矢の組み合わせで極めてたちが悪い。遠吠の状態を受けたら rN+ と rC+ を身につけることを考えよう。悪魔どもに境界線の尊重を教えてやるのにふさわしい状況でないなら、無力化の薬を飲もう。
- ジョセフィーナ: 呪文はどれも許容できる程度だが、許しがたい氷塔の崩落だけは別だ。EV を無視し、冷気耐性も一部すり抜ける(とはいえ少なくとも彼女相手には rC+(できれば rN+ も)をつけることを強くすすめる)残忍な一撃で、最大 99 ダメージ出る。これは本当に誇張ではない。実際の数字だ。ただし、彼女がこれを使えるのは、幻像のモンスターと同じ画面にいるときだけだ。煙幕か胡蝶の巻物を読んで、彼女をじりじり近づかせるか、罪のない鱗翅目に一撃を無駄撃ちさせよう。幻像がいなくなれば、安全に挑んで、氷のアーティファクトの指輪を巻き上げてやれる。
- Vv: うぬぼれチェックだ。EV を無視する打擲型の攻撃を 2 つ持っている。開けた場所に立っていると使ってくる炎のものと、壁の隣に立っていると使ってくる冷気のものだ。後者は何かを思い出させないだろうか? どちらもひどい。透明なものは見えないので、透明化の薬があればひと口飲んで、楽勝の相手にしてしまおう。そうでなければ、集められるいちばん高い耐性の指輪(どう攻めるかによって rF か rC)をつけて、それに合った位置に立とう。できるだけ早く消し去ること。静寂を使おうとは考えないように。開発者の最新の「うちの子、パクらないで」種族の一員である彼女は構築物で、ひ弱な言葉や詠唱ではなく、ロボットの力で呪文を動かしているのだ。
先にジーヴァに乗り換えていたなら、深層:3〜4 あたりで信仰心が最大になっているはずだ。スライムの穴ぐら:5 に戻り、ゴルブリアの通り道で中央へ駆け込もう。宝の山がジェリーの細胞質の中でかき回されてしまう前に、いちばん面白い選りすぐりの品をいただいていこう。
最後の錠前(3 つ目のルーン)
純粋な召喚術師なら(できればドラゴンの呼び声、おぞましきものの召喚、邪悪なる通り道のどれか、あるいは全部を持っていたい)、スライムの穴ぐらへ行こう。
ゴザーグと手を組んでいて、しかも地図帳か高レベルの変身を使っているなら、宝物庫の最下層へ行こう。
どちらにも当てはまらないなら、大親友のジーヴァがもうルーンをタダでくれている! この節は飛ばそう。
スライムの穴ぐら
獣の棲み処を徹底的に叩きつぶしたのを覚えているだろうか? 理屈は単純だ。AC が 100 あっても、友情の力にはかなわない。敵が忠実なしもべを引っかくのに費やしたターンは、あなたを引っかかなかったターンだ。だから純粋な近接戦の敵は、「自分以外の誰の幸せもどうでもいい」というあなたの天才的な戦術の前に手も足も出ない。さて、スライムの穴ぐらは近接ダメージの祭典だ。たしかに死の光線があちこちにあるし、首根っこの毛を溶かしにくる酸の大砲もいくつかあるかもしれないが、心配するほどのことではない、本当だ! ただ……rCorr はつけておいてほしい。せめて、酸のブロブに出くわしたら耐性の薬を飲むこと。
変身の力を借りられないので、ここでの鍵は囲まれないことだ。浮かぶ眼球でないものはほぼすべて、重く、しかも速く殴ってくる。一瞬ももたない。おぞましきものの召喚で絶えず肉の盾に身を包み、上位の脅威(主に酸のブロブ。遠隔攻撃を持っているからだ)は招霊があればそれで片づけ、ドラゴンの呼び声をできるだけ連打しよう。
各階に長居してはいけない! ここには拾える戦利品がない。全部、この場所を治める穏やかなジェリーたちの中で静かにごぼごぼいっていて、ほとんどはカラフルなどろどろに変わっている。そんなに悲しまないで。あの +87 の「絶対的エピック」のゴールドドラゴンの鱗一式 [rF+++, rC+++, Slay+10, Str+20] を手に入れたところで、どうするつもりだったのか? 寝るときの毛布にでもするのか? 階段が見えたら、とにかく下へ潜り続けよう。
ここで出会う、特に危険などろどろのお友だちを紹介しよう。ぐにゃぐにゃで粘土細工のような顔つきのくせに、化学的なパンチはなかなかのものだ。
- 紺碧ジェリー: とても単純な敵だ。冷気をまとった仮足で極悪なダメージを出し、音速で動き、あなたの HP バーをひと口サイズのサイコロに切り分ける。平均的な DCSS のプレイヤーと同じで、知っているのは移動と近接攻撃の 2 つだけ。だから o と TAB しか押さないやつにふさわしい最期をくれてやるのが筋だろう。その思い上がりがついに崩れて冷たい水たまりになるまで、無限の軍勢に沈めるのだ。
- 水銀のウーズ: さらに速く、意志力は無限だ(この部分はまったくどうでもいい。苦悩を主なダメージ源にしているなら話は別だが)。大きなひねりはこうだ。こいつに撫でられると、肺の肺胞のひとつひとつにスライムを流し込まれ、継続ダメージを受けたうえに、沈黙させられて呪文を唱えられなくなる。不愉快な光景を思い浮かべずに済むよう、決して近接攻撃の間合いに入れないこと。常に味方に囲まれているようにしよう!
- 輝く眼球: ダメージは 0 だが、その視線は基本的な生物学の知識を厄介なかたちで踏みにじる。あなたの筋肉を組み替えて量を縮め(?)、パニックによる読み書き不能を授け(??)、果ては脳をねじ曲げて、ランダムに時空をゆがめていちばん近い死の罠へ送り込むようにさえする(???)。あなたの猫の体はすでにあらゆる点で完璧なので、どんな変化も差し引きでは格下げだ。だが、従順な部下たちはあなたほど猫らしくも、もふもふでもないので、ちょっと手直しされればむしろ大いに得をする。脈打つ肉のかたまりにゆがめられるのは彼らに任せて、変異を起こす放射線からあなたを守ってもらおう。輝く眼球があなたに魔法の矢を撃てない位置なら安全だ。運悪く、遺伝子をねじ曲げる見えない光線を浴びてしまったら、突然変異の薬で悪い効果を消してみよう。ランダムなテレポートや巻物を読めない変異だったら、なおさらだ。
- 破滅の眼球と酸のブロブ: 後者は実質、前者のもっと危険な版だ。この分岐全体で遠隔ダメージの脅威はこいつらだけだが、重い一撃を撃ってくる。幸い、知能指数は MiBe 並みなので、宇宙の糸から織り上げた、いくらでも替えのきくドラゴンに喜んで弾を全部無駄撃ちしてくれる。先に言ったとおり、招霊はこいつらに抜群に効くし、ドラゴンの呼び声も同じだ。だがどちらも持っていないなら、「t」「a」でまずこいつらに攻撃を集中させよう。最大の脅威なのだから。
スライムの穴ぐら:5 では、ロイヤルジェリーが待っている。威圧的な図体と速さとダメージを持ちながら、こいつも o と TAB しか知らない。ああ、それと、ダメージを受けるとあなたと同じように手下を生み出す。これこそ真のゾッテモンのラスボス、召喚術師たちの戦争、本当にみんなゲットできるのは誰かを決める試験だ。これほどの火力への答えは、もちろん、さらなる火力を繰り出すことだ。呪文ライブラリにある呪文をありったけ唱えて、画面を手下で埋め尽くそう。そして戦いの行方を見守ろう。雲行きが怪しくなってきたら、悲しいかなエリヴィロン条約を破り、大量破壊兵器で戦争を終わらせる時だ。焼き討ちの巻物である。あなたの軍勢もぷるぷるたちも巻き込まれるので、結果は世界じゅうの守護のゴーレムを集めても到底かなわない花火大会になる。一瞬で粉々にされたくないなら、爆心地(つまり誰かの隣)には立たないほうがいい。手早く核シェルターをこしらえたいなら転送を使おう!
格の違いを見せつけたら、スライムの穴ぐらの宝をゆっくり物色していい。大半はとても高価な爪とぎと、ずたずたに引き裂くためのランダムアーティファクトのローブだが、いい飲み物がいくつか、あるいはいい読み物が見つかるかもしれない。
宝物庫:5
まず、宝物庫の入口の上に立って「a」の能力メニューを開き、分岐の買収を使う。一度だけだ。
ご存じかもしれないが、宝物庫:5 の入口に下りたとたん、サプライズパーティーがあなたを待っている。上等な酒と家族みんなで楽しめるゲームを持っていかないのは大変失礼だ。だから宝物庫:4 の下り階段の上に立って、次の順に行うこと。
- 知性の薬を飲む。
- 変身の呪文を唱える。
- スピードの薬を飲む。
- テレポートの巻物を読む。
- 下りて、サプライズを受け取る。
入口で宝物庫の番人たちと祝えるのは、せいぜい数ターンだ。ロングソードは持ち主の体に電気を通すのか、いくつか実験してみてもいいが、すぐに完全にランダムな場所へ引っぱっていかれる。
このとき目にするものは、まったく予想がつかない。居心地のいい小部屋かもしれないし、あなたがこれまで見た中で最悪の DCSS の画面かもしれない。後者なら、そのもふもふの中に時空をゆがめる魔法がまだたっぷりしまってあるのを思い出そう(いったいどこにこんなに隠しているんだ???)。テレポートの巻物をもう 1 枚読んで、もっとましな結果を祈ろう。煙幕の巻物を使えば時間を稼げるし、まずい場所に降り立ったときの射撃場での処刑を防げる。変身に、ひとそろいの補助呪文(ゴルブリアの通り道とレダの流動術はここでとくに役立つ!)、あなたの猫の優雅さに衝撃を受けて仲間を裏切るどこかの宝物庫の番人たち、そしてもしかすると水薬の陳情もあれば、魔法のルーレットが行くべき場所に連れていってくれるまで、きっと生き延びられる。行くべき場所とは、幅 1 マスの通路が 1 つか数個あるだけの閉じた部屋か、マップのいちばん端だ。その「端」がどこかわからなければ、魔法の地図の巻物が位置をつかむ大きな助けになる。
そこからは、ゆっくりやっていけばいい。生者と死者の国境にあるあなたの入国審査ブースに、宝物庫の住人を一体ずつ通していこう。書類はみな揃っているはずなので、移住手続きはすぐ済むだろう。だが中には、生と死をつかさどる猫というあなたの役目を奪おうとしてくる者もいる。
- タイタン、ゴールドドラゴン、そして程度は落ちるが巨人全般: 遠隔のビームやブレスは脅威というより迷惑程度だが、それとは別に、近接で殴り合うのは賭けだ。たぶん全部かわせるが、かわせなかったら画面が真っ赤に染まる。多重攻撃のほうが望ましいし、追い詰められたら格下の敵へ雷化で飛べば、生き延びるのに必要な距離がとれるはずだ。
- 名前に「リッチ」が入っているものすべて: リッチのおじいちゃんにはもう会っているだろうが、宝物庫:5 という真の親族総出のサプライズパーティーには、ひいおじいちゃんたちも特別に駆けつけてくれた。下等な人型の連中なら、麻痺させられると思っただけでブーツの中で震え上がるところだが、猫という種族の疑いようのない優越へのあなたの揺るぎない確信が、生まれつき十分な意志力を与えてくれるので、ほぼどんな状況でもこの恐ろしい能力を逃れられる。悪魔の召喚は鬱陶しいが、ヤーラの強制魔法解除術の核を局所的にいくつか落とせば片づく。だが水晶の槍は最悪で、この朽ちかけた大魔導師たちから 3 マス以内に近づかないようにすべき一番の理由だ。静寂をかければ手も足も出なくなるが、片づけたあと、まだ静寂の中にいるうちに嵐化が切れたら、あなたも同じく手も足も出なくなるかもしれないので気をつけること。無力化の薬で解決できる!
- 水銀ドラゴン: この階でいちばん意地悪ないじめっ子かもしれない。こいつのブレスは嵐化を解除してくるので、TAB を連打するうちに、稲妻の雷爪よりふかふかの肉球で殴るほうがずっと多くなってしまえば、悲惨なことになる。こいつが見えているあいだは 1 ターンずつ慎重に進め、ブレスを受けたら必ず変身し直してから、息をするものすべて(と、しないものも)を相手にした予定どおりの大暴れを再開しよう。
やがて、群れの猛攻はおさまる。銀のルーンをつかみ、使えない素敵なアーティファクトの数々を前にちょっとだけ泣き、金貨を貯め込み(あの硬貨は猫砂の砂利の代わりにちょうどいい)、旅の最後の一歩へ向かって駆けていこう。
史上最悪のディスコ(ゾットの領域)
多重攻撃を使う人は、徒手格闘を最大のレベル 27 まで鍛えよう。フェリッド専用の最後の称号「鋭利な牙」が手に入る。なかなかぴったりだと思う。徒手格闘を極められたら、地図帳を使う人は勝つまで変成術と風の魔術を鍛えて、嵐化からダメージと防御をもう少し絞り出そう。それ以外の人は戦闘と躱し身でいい。
ドラゴンの呼び声を持つ召喚術師は、遠慮なく召喚術をレベル 27 まで上げきっていい。称号「次元を引き裂く者」が手に入る。これもいいと思う。
まだゴザーグを信仰していて、しかも金貨を 6000 枚以上持っているなら、ゾットの領域の入口の上に立って、金貨 3000 枚で分岐の買収をしよう。ここの難関の大半がまったく取るに足らないものになる。リッチの骨ばった手やドラゴンのうろこだらけの手に撫でられ甘やかされながら歩き、ときどきは炎の球体の温かな触手が心まで温めてくれるのだから。ときどき「^」で(それから「!」で「Extra」タブに切り替えて)残高を確かめよう。少なくなってきたら、もう 3000 枚つぎ込もう! 「子猫を死の罠に連れていこう財団」へのご寄付はすべて大歓迎だ。ただし、ゾットの領域:5 のために少なくとも金貨 3000 枚は手元に残しておくこと。ゴザーグを信仰していて金貨が 6000 枚未満なら、買収はゾットの領域:5 に入るときまで待とう。
この分岐の作りつけのヴォールトの一つは、文字どおり「player_shredder」(プレイヤー粉砕機)という名前だ。この場所について知るべきことは、それで全部わかると思う。恐るべき炎の球体に一撃で倒されたくないなら、せめて rF+ は持っていこう。そう、前に手に入れたあの「勝ち抜けの指輪」(Int +9, rN+++, Wiz)を外すことになってもだ。指輪や護符が本当にそれほど良いなら、つけたままにしておいて、この実体のないいじめっ子に出くわしたら rF+ につけ替えてもいい。忘れないこと。
ゾットの領域は DCSS のほかのどこにも似ていない。獣の棲み処が動物、S 分岐が水と毒、地下墓地がアンデッドをテーマにしているのに対し、ゾットの領域のテーマは「お前を殺してやる」だ。最後の最後で勝利をあなたの前足から奪い取るための場所で、その狡猾な作りは、想像しうる限り最も張りつめた体験を生むよう、何十年もの開発を通して念入りに練り直されてきた。
DCSS の古い版を遊んできた人のために言っておくと、ここでは瞬間移動の巻物がいまや 100% 確実に働き、ゴルブリアの通り道も(精度が少し落ちるとはいえ)ちゃんと使える。
これまでの分岐では「あなたを殺すもの」の一覧を挙げてきたが、ゾットの領域は、単体でぶっ壊れた敵よりも、敵の命取りな組み合わせのほうが問題になる。この法則の例外が悪名高い炎の球体で、まさにマキャベリ的な開発チームの産物だ。強化なしの多重攻撃は、実はそれほど効かない。画面にほかの敵がたくさんいるのでなければ、MP を全部これにつぎ込むのはおすすめしない。炎の球体の HP を半分まで削れるかもしれないが、引き換えに毎ターン爆発を浴びて、あなたの HP が 0 まで削られる。怪力と加速でドーピングして逆上し、念のために耐性の薬もたぶん飲んで、地面に殴り沈めてやろう。あるいは、邪悪なる通り道がこいつらのクリプトナイトだ。触手は炎が完全に効かず、ファイアボールを遮りながら、この球体のいじめっ子たちを別次元の怒りで消し去ってくれる。召喚獣で砦を築いてからマクスウェルの容量結合を唱え、一撃必殺の薬をやつら自身にも味わわせてやるのもいい。招霊やマナバイパーでもこの恐怖に対処できる。こいつらの魔法を封じ、燃えさかる弾幕の次の標的があなたになる前に、ファイアボールをたっぷり食らってくれる。炎の球体はスライムの穴ぐらの輝く眼球と同じように悪性変異をかけてくるし、今の段階でランダムなテレポートの変異をもらうのは死刑宣告だ。だが、毛玉たち(や触手)を遺伝子の火葬の薪に捧げられるなら、あなたの細胞は無事だ。輝く眼球のときと同じく、それでも遺伝子が本来の場所から叩き出されてしまったら、突然変異の薬を 1、2 本飲めば治る。
それから、憤怒せる蛾と、そのバーサークした仲間たちがいる。このゲームのものは何でも、怒ると 500% 怖くなるが、その「何でも」がゴールドドラゴンならなおさらだ。バーサークしたゴールドドラゴンを近接攻撃で殴るな。絶対にだ。死ぬぞ。確実に。多重攻撃を使え! やつらを折り紙のアヒルに折りたため!(なんで叫んでいるんだ? 私も憤怒せる蛾に噛まれたのか?) 近接攻撃の間合いに入られて、ジーヴァを信仰しているなら、(a)の能力メニューからスライム化を試してもいい。
ほかにも、ふつうなら命取りの組み合わせなのに、あなたは笑い飛ばしてから容赦なく消し去れる、面白いものもある。まず思い浮かぶのはドラコニアンの移相者だ。仲間をみんな、あなたの隣の近接攻撃の間合いへ瞬間移動させるのがすごく面白いと思っている連中だ。ひ弱なヴェフメットの信者(ただし、ヴェフメットのいちばんの寵愛を受ける化身で、大人気の妖術の呪文 3 つの生みの親、イスケンデルンその人は別だ。彼女がフェリッドだったって知ってた?)にとってはこれは死刑宣告だが、あなたは気にしない。地図帳にすべてを捧げたのなら、TAB を何回か押すだけでこの安売りのドラゴンどもを一匹残らず消し去れ、うろこに対するもふもふの優位を証明できるからだ。ドラコニアンの焼却者と嵐招きならさらに傑作だ。遠くにいるときはそれぞれ天罰を浴びせたり自然の怒りを連打したりしてとても怖いのに、あなたの隣に来ると泣きじゃくり始める。自分の呪文で自爆するのがひどく怖いからだ。弱虫め。迷宮にいるプシュケなら、新人プレイヤーがまた一人 DCSS を怒りのあまり永久に投げ出してくれるなら、凍てつく吹雪で自爆するのもまったくいとわないというのに。
触手の怪物もお笑いぐさだ。実体のないあなたの体に触手を巻きつけようとするのを眺めて楽しむといい、それから――
おっと、そうだった。どういうわけか、まだ高電圧の恩寵に恵まれず、地図帳に触れたこともない可能性もゼロではない。その場合、転送があなたの救世主であり、恋人であり、いちばん信頼できる友になる。締めつけから逃れるのに使い、ドラコニアンの待ち伏せを散らすのに使い、バーサークしたゴールドドラゴンを首根っこから引きはがすのに使おう! 覚えておいて、これは毎回効く。暴発しなければ。でもあなたは暴発させない。非ユークリッド幾何学を極めた猫なのだから。
殺人ピエロもいる。棍棒しか持っていないのに、その武器はとんでもない強化値(+12 も珍しくない)と、ゲームでも指折りの鬱陶しいブランドつきだ。投げてくるパイにはランダムな効果がいろいろあり、まとめるとこうなる。「最悪」。マクスウェルの容量結合を使っても無駄にはならないが、やつらはあちこち瞬間移動するのが大好きなので、多重攻撃にはとても弱い。
ゾットの領域:5 はゲームの最終階だ。たいていのキャラクターにとってはとても難しくなりがちだが、あなたは「たいていのキャラクター」ではない。FeSu は、まさに勝つか散るかの組み合わせだ。ゾットの領域:5 で死んでいたはずのゲームの大半は、もっとずっと前に終わっている。今ここにいるなら成功する可能性はとても高いが、それでも慎重に進もう。まず魔法の地図の巻物を読み、5 つの楕円形の部屋がつながったようには見えない周辺部を片づけよう。そこにはゾットの領域のほかの階で見てきた生き物があれこれいる。同じ戦略を繰り返せばいいが、例外として、印をつけられたら、ただちに消すこと。無力化の薬が効くし、探索済みの階へ階段を上って戻るのも効く。HP が多くて危険にさらされないなら、自分にヤーラの強制魔法解除術をかけても効く。
この楕円形の部屋は「ゾットの肺」と呼ばれていて、極めて危険だ。ゾットはひどい肺の感染症にかかっていて、手術を手伝うのがあなたの仕事だ。だが、ゾットの病の原因である寄生虫たちは、おとなしく出ていく気はない。炎の球体がわんさと、各種のリッチが少なくとも 5 体、最悪な種類のドラゴンがあちこちにちょっぴり、サーカス一座分の殺人ピエロ、そして極めつけに、素早く動いて重い一撃を放つオーブの守護者が山ほどいると覚悟しよう。幸い、ここには幅 1 マスの通路が必ずある。入る前に、まだゴザーグを信仰しているなら、金貨 3000 枚を連中に投げてやり、種族の序列での立場を思い出させよう。つまり、万物の上に君臨する神聖なる猫より下だということだ。ゆっくり進み、脅威を一体ずつ、多重攻撃(赤い危険マークがついていない相手)かマクスウェルの容量結合(ついている相手)で片づけよう。純粋な召喚術師なら、ドラゴンの呼び声、おぞましきもの、招霊をばかげた量でばらまこう。だが本当の奥の手は邪悪なる通り道だ。炎の球体でさえ、クトゥルフの好奇心たっぷりのお腹なでなでの前には無力なのだ!
分割して統治せよ。一歩下がって三歩進むのだ。やがて、ゾットのオーブがピンクがかった栄光に包まれて姿を現し、毛糸玉のように転がされ、もてあそばれるのを待っている。
次元をまたぐ特殊部隊(オーブを持っての脱出)
オーブをつかんだら、いちばん近いテレポートの罠に踏み込むか、テレポートの巻物を読もう。速いほうでいい。
今や天国と地獄が束になって追ってくる。犬やクワッカを何匹かさらったときより、事態はずっと深刻になった。やつらは猫の血を欲しがっていて、それを流させる準備も万端だ。
戦うのは愚かだ。消耗品のことなど一切気にせず、階段へ一目散に走ろう。全部使え。2、3 本余裕があるなら、敵のいない階でスピードの薬を飲んでもいい。何か妙なものが隣に湧いたら、HP が満タンでも瞬間移動の巻物で階段まで飛ぼう。怪力の薬は、味が好きだからというだけの理由で飲もう。パンデモニウムの君主が現れるたびに調べよう。まったくの腰抜けもいれば、ロケットブーツを履き、まさに実現しかけているあなたの望みを叩き潰したくてたまらない、恐るべき死の天使もいる。私の考えでは、手持ちに呪文を一つも持っていないやつがいつも最悪だ。凍結の矢を極めた悪魔より、「顔面ぶん殴り」を極めた悪魔のほうがずっと怖い。まれに、パンデモニウムの君主が凍てつく嵐を持っていることがあり、その場合は本当に、本当に怯えるべきだ。すぐに視界から逃げるか、それが無理なら rC+ をできるだけ積もう(耐性の薬が役立つ)。
拷問の悪魔はとりわけ厄介だ。多重攻撃、招霊、煙幕の巻物で視界から消そう。そうしないと、拷問を 3 連続で食らって簡単に殺される圏内に入り、鼻先に突然現れた処刑の悪魔が喜んでその命を刈り取りに来る。
オーブを持っての脱出では、雷化がとくに役立つ! パンデモニウムの君主「lol u die」が隣に湧いたら、はぐれたオーブの守護者へ雷化で飛んで、75 ダメージの連打で忘却の彼方へ叩きのめされるのを逃れよう。
掘削のワンドを持っているなら、とことん使って先を急ごう。最短経路を自動で計算するには、Ctrl-G を押して「D0」と打てばいい。脅威が現れたらすぐ止まりつつ、自動で勝利へ連れていってくれる。
やがて、ついに外の世界がまた目に入ってくる。伝統にのっとって、持っている薬や毒をありったけ血管に注ぎ込むか、出る前にできるだけたくさんの状態を重ねてみよう。やったね! 地上に戻りながら、悪い変異を消すのも忘れずに。手足が何本か余計に生えて、がん性の腫瘍まであるような不死の半神猫になっては残念だから。
次のゲームを始めたら、3 階分の縦穴に落ちて巨大赤色蜂の前に出て、手も足も出ずに叩き潰されて、マス目の上に .png を並べてどれかが消えるまで眺めるより、もっと生産的なことをしに行こう。
え? やることがない?